計測関連用語集

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Bluetooth(ぶるーとぅーす)

近距離無線通信の規格のひとつ。 PCやスマートフォンなどの情報機器やオーディオ機器にインタフェースとして普及した。最近は可搬型の計測器にも機能が搭載されるようになった。大変普及したため、携帯機器で重要な低消費電力の規格、ブルートゥースローエナジー(Bluetooth Low Energy、BLE)が登場し、さらに普及が進んでいる。 無線規格は通信距離と伝送速度によっていくつかの規格があり、用途によって使い分けられる。Blutoothとほぼ通信距離が同じで伝送速度が遅い下位規格に ZigBee(ジグビー)がある。伝送速度がほぼ同じで通信距離が長い(上位)規格に、国産のWi-SUNがあり、Wi-SUN FANはIoTに活用されつつある。Blutoothとほぼ通信距離が同じで伝送速度を上げたのがUWB(超広帯域無線通信)である。UWBの伝送速度は480Mbpsで、無線LANの代名詞であるWi-Fi(600Mbps)より少し遅いが、使用周波数(キャリア)はWi-Fi(2.4GHz/5GHz)より高い4GHz帯と8~10GHz帯を使用する。 Bluetoothの名称は規格を開発したスウェーデンのエリクソン社の技術者がつけた。ノルウェーとデンマークを交渉により無血統合したデンマーク王の歯が青かったことに由来して「青い歯(blule tooth)」。「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いを込めた。(Wikipediaより)

Bluetoothアナライザ(ぶるーとぅーすあならいざ)

(bluetooth analyzer) Bluetoothは無線の通信規格のため、無線(RF)の測定器と、プロトコルの測定器の2種類がある。代表的なモデルを紹介すると以下。 1. RF関連 アンリツ ・MT8852B Bluetooth テストセット ・MT8870A ユニバーサルワイヤレステストセット 2. プロトコル関係 テレダイン・レクロイ ・ComProbe Sodera LE Wideband Bluetooth Low Energy Protocol Analyzer ・ComProbe Sodera Wideband Bluetooth Protocol Analyzer ただし国内販売の代理店は、オシロスコープなどを販売するテレダイン・ジャパンではなく、コーンズテクノロジー株式会社が取り扱っている。 ELLISYS(日本総代理店 ガイロジック株式会社) BEX400-STD-EDR Bluetoothエクスプローラ400プロトコルアナライザなど。 参考情報:商流のお問合せの事例

Bluetoothプロトコルアナライザ(ぶるーとぅーすぷろとこるあならいざ)

(bluetooth protocol analyzer) Bluetoothでデジタル通信を行っている機器間に設置し、プロトコル(機器間で定められた通信方式)の検査や通信障害の解析を行う測定器。略称:Bluetoothアナライザ。 BLE(ブルートゥースローエナジー)などの新しい規格もあり、Bluetoothプロトコルアナライザは現在でも現役モデルである。

BroadR-Reach(ぶろーだーりーち)

米国の通信インフラ用半導体のファブレス大手であるBroadcom(ブロードコム)社が車載Ethernet 用に開発したデータ伝送技術の名称(ドイツの自動車メーカBMWとBroadcomが仕様を決めた)。現在の車載Ethernet100/1000BASE-T1などの基礎になっている。 当時のBMWの担当部署はスピンアウトしてTechnica Engineering社になった。同社は車載Ethernetに特化して製品開発しているパイオニアで、2008年にBroadR-Reachの研究・評価を始めてから、2010年に世界初のBroadR-Reach(100BASE-T1)と標準イーサネットのコンバータの販売を開始し、2011年には100BASE-T1のL2スイッチの販売を始めている。技術力や知見があり、毎年製品を開発・発売して売上を伸ばしている。 Technica Engineering社製品は日本ではガイロジック株式会社が販売している。同社は2002年にAmerican Arium(アメリカン・エイリアム)社のICE(エミュレータ)の日本代理店として創業し、その後はBluetoothのプロトコルアナライザなどを取り扱っている、先新のデジタル系計測器の商社である。最近は売上の約半分を車載関連製品が占めているという。 参考記事(会員専用):【展示会レポート】人とくるまのテクノロジー展 2022 横浜 ・・ガイロジック株式会社が取り扱っている車載Ethernet製品を取材。

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