計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

2

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

無線LANアナライザ(むせんらんあならいざ)

(wireless LAN analyzer) 無線LANプロトコルアナライザの略称。LANプロトコルアナライザはLAN用のプロトコルアナライザ。有線だったLANが「IEEE 802.11」という規格で無線になった。「無線LAN」や「ワイヤレスLAN」と呼ばれる。この規格に準拠した無線LAN機器メーカの団体がWi-Fi(ワイファイ)という規格をつくった。そのため無線LANとWi-Fiは現在では同じことである。無線LANプロトコルアナライザはIEEE 802.11用のプロトコルアナライザといえる。Wi-Fiアナライザと呼んでいるメーカもある。 「プロトコル」が略されて「無線LAN(またはWi-Fi)アナライザ」という場合、スペクトラムアナライザなどのRFの測定器を指していることがあるので注意が必要。何の項目を測定するかの確認が大事である。Wi-Fiが広く一般家庭に普及したため、品名などの名称が「無線LANテスタ」と呼ばれる製品群も増えている。たとえばNetAlly(旧NETSCOUT)のAirCheck G2やアンリツのMT8862Aなどがある。

無線LANプロトコルアナライザ(むせんらんぷろとこるあならいざ)

(wireless LAN protocol analyzer) 無線LANでデジタル通信を行っている機器間のプロトコル(定められた通信方式)を測定し、機器の検査や通信障害の解析を行う計測器。無線LANが登場し、普及する時期に機器の開発メーカや、保守点検で盛んに使われた。別名、無線LANアナライザとも呼ばれる。 Wi-Fiなどが十分に広まった現在ではプロトコルの確認よりも、RF(無線)の項目の評価に確認事項の比重が移り、無線LANアナライザや無線LANテスタというとスペクトラムアナライザや無線機テスタのような機能の測定器を指すことが多くなった。ただし、無線LANに新しい規格が登場すると、それに対応する機器の開発・検証用途で、新しい規格に対応した無線LANプロトコルアナライザが登場する。新規格とともにプロアナは開発され、このカテゴリーの計測器がなくなることはない。

  • 1