計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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R&S Technology Symposium(ろーでしゅわるつてくのろじーしんぽじうむ)

ドイツの大手計測器メーカで、EMIレシーバなどの通信計測器のラインアップが豊富なローデ・シュワルツ(R&S)が2024年5月から東京で開催するようになった自社イベント(個展)。正式名称はRohde & Schwarz Technology Symposium。 ローデ・シュワルツ・ジャパンは毎年5月にEMIユーザ会議を主催していたが、コロナウイルスの蔓延で2020年は開催を中止し、2021年はオンデマンド(非接触のオンライン)で開催した(TechEyesOnlineは2018年に取材してイベントレポートを公開している)。 R&Sは2010年に汎用オシロスコープに参入し、現在は広帯域オシロスコープまでラインアップした。またLCRメータやSMUなどの非通信系モデル(汎用測定器)も増やしてきた。そのため以前のEMCユーザ会議を名称変更し、幅広い分野をカバーする個展を2024年から再開したと推測される。2024年は同社の設立90周年という節目でもあった。 2025年の主な協賛出展社は以下。 ・ヤマハファインテック(株):R&SのVNAを使った高周波(67GHz)ベアボードテスタの試作品紹介。 ・(株)マックシステムズ:R&Sの無線機テスタや信号発生器を使ったHILS環境。 ・(株)ペリテック:R&Sの無線測定器を使った、生産ライン向けの自動計測の実演。 ・IPG Automotive(株):HILSなどのシミュレーションツール。 ・グラナイトリバーラボ・ジャパン(株)(2024年に取材して記事公開) ・PE-Systems:パワー半導体の動特性試験器(パネル展示)。 ・シンクランド(株):Photonic Frequency Domain Analyzer(光 周波数 アナライザ、パネル展示)。 ・計測器販売商社と計測器レンタル会社、各1社。 EMC関連では、マイクロウエーブファクトリー(株)(MWF、2024年に取材して記事公開)、(株)テクノサイエンスジャパン(TSJ)、森田テック、 テュフ ラインランド ジャパン(株)、ノイズ研究所、ネクステム(株)(NEXTEM)が展示。 2024年に続いて出展している企業でも展示内容に変化があり、初参加企業もあり、製造ラインの検査やHILS環境など、2025年はより多彩な計測ソリューションとなった。

ロードマッチング(ろーどまっちんぐ)

(Load matching) 負荷(ロード)と伝送線路とのインピーダンス整合をとること。

ロードミスマッチ誤差(ろーどみすまっちごさ)

(Load mismatching error) 負荷(ロード)と伝送線路とのインピーダンス不整合による誤差をいう。ネットワークアナライザによる測定においても生じる測定誤差で、受信側ポートにおいてDUTからの伝送信号が受信部で反射してDUTに再入射することに起因する誤差である。事前に受信側ポートに標準器(ショート端やオープン端)を接続し、補正することができる。

ログペリオディックアンテナ(ろぐぺりおでぃっくあんてな)

広帯域の周波数を扱う際に使用されるアンテナ。

ロッドアンテナ(ろっどあんてな)

ラジオ等のAV機器に搭載される伸縮式アンテナ。

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