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- FSK(えふえすけー)
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(Frequency Shift Keying)日本語では「周波数偏移変調」だがFSKという表記の方が良く使われている。「周波数シフトキーイング」とも呼ばれる。周波数を変えることで情報を伝達する変調方式。無線通信がデジタル化されて、デジタル変調方式がいくつも考案された中の1つ。アナログ変調のFM(Frequency Modulation、周波数変調)のデジタル変調版。
- FM変調(えふえむへんちょう)
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「周波数変調(Frequency Modulation)」をFMと略記する。周波数変調よりもFMという表記の方が多く使われている。搬送波に対して変調信号の変化に合わせて周波数(f)を変化させるアナログの変調方式。FMはラジオ放送で良く知られている。AM(振幅変調)ほど送受信回路は簡単ではないが、音質の良い音楽をFM放送は受信することができる。FMというとFM放送の略記の意味もあるので、本解説ではタイトルを「FM変調」とした。
- FieldFox(ふぃーるどふぉっくす)
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キーサイト・テクノロジーのハンドヘルドRF製品群の通称。NA(ネットワークアナライザ)にSA(スペクトラムアナライザ、略称:スペアナ)機能の一部を付加した、マイクロ波/ミリ波のハンドヘルド製品群である。 スペアナの形状による分類で(以下の参考記事が分類に詳しい)、ポータブル型/画面一体型の1種ともいえる。ただし、Field Foxは横型ではなく縦型で、上部に表示画面、下部が操作部という、ハンドヘルド型のオシロスコープに似た形状をしている。そのためポータブルというよりハンドヘルドである。 電波干渉などのフィールドでのRFの高精度なテストを行う製品。日常の保守業務から複雑なトラブルシューティングまで対応できるように、20を超えるモデルがある(2024年8月現在)。キャリア周波数 最大54GHzのパルス発生に対応したパルスジェネレータのオプションもある。シンプルなスペクトラム解析、ケーブル/アンテナのテスト、ベクトルネットワーク解析などの用途に使われる。 RF測定器のメーカはベンチトップのスペアナや電波測定器を小型にした屋外用途のモデルをラインアップしている。形状を小型にしただけで性能はベンチトップとほとんど変わらないため、決して安価ではない。アンリツにはサイトマスタと呼ばれる製品群がある。 FieldFoxやサイトマスタとは機能・性能が異なるが、安価で小型の計測器を中心にラインアップしているOWON(オウオン、中国)はフィールド用途のスペアナもつくっている。HSA1016(9k~1.6GHz)はメーカ価格193,000円(20万円以下)のため、キーサイト・テクノロジーやアンリツなどの高価なモデルを買えないアマチュア無線 愛好家が購入するケースがある。2023年と20234年のハムフェア(アマチュア無線のイベント、お祭り)では、OWONブースで特別値引の即売会が開催された。
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