カテゴリー検索
索引検索
検索用語一覧
6件
各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。
- パッド(ぱっど)
-
(Pad) RFで使われる減衰器(アッテネータ)のこと。減衰器のことを「ATT(アッテネータ)」や「Pad(パッド)」と表現している。高周波の固定減衰器を「アッテネータパッド」と呼んでいる。高周波の代表的な計測器メーカであるアンリツには「二信号特性測定用パッド Z-164A」という製品がある。この仕様は「2つの信号を混合して1つにする整合器」で、固定減衰器の1種といえる。RFだけでなく音響の分野でもATTやPadという用語が使われている。ATTは少なくともRFだけでなく低周波でも使われる表現だが、パッドは低周波ではほとんど使われない。
- パワースプリッタ(ぱわーすぷりった)
-
(power splitter) 1つの信号を2つ以上の回路に分配する部品。パワーデバイダとは抵抗を分割するための抵抗の配置が異なる。TVアンテナからの信号を複数台のTVに入力するためのパワースプリッタを分配器と呼んでいる。 計測器情報:「パワースプリッタ」が品名につく製品の例
- パワーセンサ(ぱわーせんさ)
-
(power sensor) パワーメータと一緒に使用するセンサのこと。汎用計測器:商用周波数などの低周波用、と通信計測器:無線(RFなどの高周波)や光通信用、の2種類がある。 パワーメータは用途によって「デジタルパワーメータ」、「RFパワーメータ」や「光パワーメータ」などの品名があるが、それぞれのパワーセンサは単に「パワーセンサ」という名称のモデルが多い。そのため、何に使うパワーセンサかは単に品名からは判別がつきにくい。 「通過形パワーセンサ」というとRFパワーメータと併用するモデル、「オプティカルヘッド」というと光パワーメータ用のパワーセンサだが、2つとも特殊な表現で、多くのパワーセンサに使われる名称ではない。Birdの通過型電力計で、周波数や電力のレンジを決めるセンサに相当するアクセサリをエレメントと呼んでいる。横河計測のWT5000用の測定モジュール(パワーセンサをつなぐ機器)の品名はエレメントである。パワーセンサはエレメントと呼称されることがある。
- パワーデバイダ(ぱわーでばいだ)
-
(power dibider) 1つの信号を2つ以上の回路に分配する部品。パワースプリッタとは抵抗を分割するための抵抗の配置が異なる。 計測器情報:「パワーデバイダ」が品名につく製品の例
- 反射(はんしゃ)
-
(Reflection)電磁波が伝送路を伝わるとき、媒体が違う面や、特性インピーダンスが異なる箇所では少し反射されて、信号源側に戻る現象が起こる。高周波の基本理論の1つ。反射という現象を応用した測定手法がTDR(Time Domain Reflectometry、時間領域反射法)である。サンプリングオシロスコープによる伝送線路のインピーダンス測定や、光ファイバの破断点検出(OTDR)に応用されている。
- 反射係数(はんしゃけいすう)
-
(Reflection coefficient) 伝送線路上のある基準面において、その基準面への入力波に対するその基準面からの反射波の比としてあらわす。通常、反射係数(Γ)は電圧比としてあらわされ、複素数である。下式で、Vi : 入力電圧, Vr : 反射電圧, θ: 入力電圧と反射電圧の間の位相角。|Γ|の取り得る値の範囲は、|Γ|= 0 〜 1 である。
- ◀
- 1
- ▶