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- 環境試験(かんきょうしけん)
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(environmental testing) 部品や材料、製品などを様々な環境条件下で試験し、変化や耐久性を確認(評価)する試験。信頼性試験とも呼ばれる。恒温槽などを環境試験器と総称し、計測器の1カテゴリーである。一般社団法人日本試験機工業会(※)が隔年秋に開催している「TEST/総合試験機器展」は「材料試験、環境試験と計測、評価に関する」国内唯一の総合展と称している。 環境試験は、製品が「耐用年数の期間中に気候条件や物理的な力に耐えられるか」を確認する以外に、 性能が仕様を満たしていない、などの設計・製造での不具合を見つける(つまりデバッグ)目的でも行われる。 環境試験の種類は、大きく耐候性試験と機械的試験がある。耐候性試験とは天候条件(温度、湿度から雨風、太陽光に晒されるなど)の試験で、温度で評価する「低温・高温試験」、「温度サイクル試験」と、さらに湿度も制御した耐湿性試験の「高温高湿試験」、「温湿度サイクル試験」、「蒸気加圧試験(HASTやPCT)」がある。「熱衝撃試験」や、紫外線などを照射する「耐光性試験」も耐候性試験の1種である。恒温恒湿槽や高加速寿命試験装置などが使われる。 機械的試験には「振動試験」、「衝撃試験」などがある。振動加振器や高速度カメラが使われる。自動車の衝撃試験ではセンサやダミー人形が使われている。 このように環境試験は自動車、電機機器、電子部品、材料などの評価に使われる。信頼性評価をする試験業者(試験場)の中には、防水性や腐食耐性の評価を環境試験と呼んでいることもある。 (※) 環境試験器のエスペックや振動試験のIMVなどの、環境試験(信頼性試験)の国内トップベンダが会員になっている。
- 環境試験器(かんきょうしけんき)
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(environmental tester) 別名:環境試験機、環境試験装置。「一般社団法人 日本試験機工業会」は環境試験装置を以下の分類で説明している。温度・湿度・圧力・関係試験機、耐候性・腐食試験装置、温度衝撃試験装置、振動試験機(電動・機械・油圧)、落下/衝撃試験装置、複合環境試験装置。 計測器としては温度や湿度を変化させて試験対象物の性能を評価する恒温槽が代表(恒温恒湿器とも呼ばれる)。環境試験器のシェアで日本60%、世界30%を標榜するエスペックは「環境試験器」と呼んでいる(表記している)が、インターネットで検索すると「環境試験機」のほうが多く表示される。その他の恒温槽の国産メーカは楠本化成(ETAC、エタック)やヤマト科学、株式会社いすゞ製作所、株式会社カトー、平山製作所などがある。電気自動車の普及によって、バッテリを温度・湿度を制御して評価する需要が高まり、充放電試験ができる環境試験器も発売されている(以下のいすゞ製作所が詳しい)。従来の充放電試験は、菊水電子工業や東陽テクニカ などのバッテリ試験器や充放電試験器が使われている。 恒温槽に次いで多く行われる振動試験は、大きな振動台の上に試験対象物を載せて振動加振器で振動を与えて評価する(国産メーカはIMVやエミックがある)。 信頼性試験(reliability test)という分野もあり、環境試験と似た範疇のことばとして使われている。機器をある高さから床に落として耐久性を確認するためにハイスピードカメラ(高速度カメラ)で撮影する。国産メーカはフォトロン、ナックイメージテクノロジー、ディテクトがある。また、自動車に各種のセンサを付けたダミー人形を載せで壁に衝突させて衝撃の度合いや破損状況を確認している(以下のJNACAP記事で自動車の安全評価について解説)。 環境試験というと温度・湿度・振動などの物理量の試験、信頼性試験は耐久性・安全性・故障率などの評価を指している。以下記事のクオルテックのパワーサイクル試験は、メーカは信頼性試験と呼んでいるが、環境試験ともいえる(環境試験と信頼性試験の違いは難しい)。
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