計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

2

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

Piカメラ(ぱいかめら)

Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略称:ラズパイ)は標準で高速のカメラ・インタフェース、MIPI CSI-2(MIPI Camera Serial Intereface2)を装備している。カメラ・ライブラリも多くあり、イメージセンサなどのカメラを容易につなぐことができる。ラズベリーパイ用の小型カメラモジュールは数多くの商品があり(2023年6月現在、50以上)、Raspberry Pi カメラモジュールを「ラズパイカメラ」や「Piカメラ」と呼称(表記)している。ラズパイの普及だけでなく、ドローンにカメラが搭載されるようになり、小型カメラは高性能化、低価格化が進んでいる。

PIV(ぴーあいぶい)

(Particle Image Velocimetry) 日本語では「粒子・画像・流速測定(または測定法)」。複数台のカメラを使い、気流や水流などの流体の動き(速度や方向)を非接触で可視化し、解析する手法。流れの大きさや方向を色のついた矢印で2次元に表示する。高速度カメラと画像解析ソフトウェアで構成されている。撮影するカメラの性能(撮影速度、fps)が、解析ソフトウェアの矢印の精度に影響する。 製品はピンキリで、R&D用途の高額なものから、初心者用の使い方が簡単な安価なものまで幅広い。低速域のハイスピードカメラメーカ、株式会社ディテクトのPIV製品、画像流速計測ソフトウェアFlownizer(フロウナイザ)はマニュアル設定がないので、使い勝手が良い初心者向きの製品である(R&D用途ではない)。 国土技術政策総合研究所は、文献「波動場計測における可視化技術」(国総研資料No.259)で、PIVを使った解析について論じている。明治大学の理工学部 機械工学科 流体工学研究室はPIVを使った研究(流動場に混入された粒子に光を照射し、散乱光をカメラで撮影し、二次元または三次元的の速度ベクトルを計測するなど)をしている。

  • 1