計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

11

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

%IACS(ぱーせんとあいあっくす)

IACS(International Annealed Copper Standard)は国際的に採用された焼鈍標準軟銅(電気抵抗(電気伝導度)の基準)。軟銅の導電率(5.8×10^7S/m)を100%IACSとして試験体の導電率を百分率で表現したのが%IACS。 (フィッシャー・インストルメンツ の膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

パーティクルカウンタ(ぱーてぃくるかうんた)

(particle counter) 粒子(パーティクル)を計数(カウント)する測定器。レーザーなどの光を微粒子に当てて反射からその数を計測できる。粒子の多さ(数)を清浄度の指標にしている。微粒子濃度計や微粒子測定器とも呼ばれる。気体の清浄度を測定する気中パーティクルカウンタはクリーンルームの管理に使われ、パーティクルカウンタといえば気中パーティクルカウンタを指している場合が多い。液中パーティクルカウンタもあり、半導体や医薬品の製造過程では必須の測定器である。気中パーティクルカウンタよりも小型で安価なパーティクルセンシングモニターなる製品もある。また微粒子測定器には粒度分布測定装置もある。 国産のリオンは、小さな粒子径を測定できる液中パーティクルカウンタを開発し、スペクトリス社傘下のPMS(Particle Measuring Systems)社と競っている。2社はSEMOCON Japan(セミコンショー)に最新モデルを出展している。

バイオセンサ(ばいおせんさ)

(biosensor)化学センサの1種。酵素や微生物などを使って物質を検出する。科学分析機器に使われるセンサの1つ。 NICT(情報通信研究機構)のHPで「ケミカルバイオセンサ」のページには、バクテリアを使い、コーヒーなどの飲食物の微妙な味の違いをデータとして抽出し、定量的に検知することができる旨が記載されている(2022年8月)。NICTはバイオセンサによる味覚センサを研究している。

排気ガス測定器(はいきがすそくていき)

自動車の排気ガスを測定する検査機器。排出ガステスター、排ガス測定器などとも呼ばれる。株式会社アルティアの自動車整備・検査機器では「EG-1802排出ガステスター」というモデルがある。testo(テストー)には 「燃焼排ガス分析計」というハンドヘルドモデルがある。自動車の排ガス分析機器というと堀場製作所が有名だが、排気ガス分析器は実験室で使用され、自動車整備で使われる排気ガス測定器とは違う。

排気ガス分析計(はいきがすぶんせきけい)

排気ガスの成分を分析する機器。エンジン開発や工場の規制で使われる。

白色光(はくしょくこう)

(white light) 照明の用語で白色光は、目に見える光が白く見える光を指す。太陽光は白色光といわれ、スペクトルは多くの波長の光を含んでいる。白色光は、さまざまな光源や照明装置によって生成される。蛍光灯や白熱電球は白色光に近いが色がついている。色合いのまったくない光なので白色といった(反対に全く光がないと黒色)。厳密には可視光の範囲で、どの波長の強さも均一の光を白色光という(正午の太陽の光は、だいたい白色光といえる)。すべての波長の光を含むと、色合いを感じない白色光になる(逆に1つの波長からなる光を単色光と呼ぶ)。人が色として認識できる光(可視光)の波長範囲は約380nm(ナノメートル)~約780nmで、色のない透明な白色光は、可視光を含む全ての波長の光が含まれている。色がない透明な光が白色光で、白色(という色)の光ではない。 光測定器には心理物理量(人の目が感じる明るさや色)と物理量(電磁エネルギー)の2種類がある。前者が照明などの色彩輝度計で、後者が光通信に使われる光パワーメータや科学分析機器の分光関連機器である(TechEyesOnlineの記事「光スペクトラムアナライザの基礎と概要 (第1回)」が詳しい)。カメラや写真用フィルムで有名なコニカミノルタ株式会社は、「センシング」の事業部門で多くの計測器をラインアップしているが、そのキャッチコピーは「モノの色を測る(分光測色計、色彩色差計など)&光の色や明るさを測る(照度計、輝度計など)」である。「色・光計測機器のコニカミノルタ」を標榜する光計測器メーカである。ここでいう光計測器は「色と光」(心理物理量)で、光通信測定器(電磁エネルギー)ではない。 白色は多くの波長の光を含むので、そのような光を発する装置を白色光源という。白色光源は照明などの人の視覚に関連する製品と、光通信などの光部品に使われる物の2種類があり、その中でも用途によって細分化され、多くのメーカがつくっている。後者の例であるスーパーコンティニューム光源は光測定器の1種といえる。光ではなく電気(無線などの電波)でも、多くの周波数を含んだ発生器として白色雑音発生器(ホワイトノイズ発生器)がある。多くの波長の電気信号を均等に含んだ高周波は、RFなどの無線の世界では雑音と認識される。白色(white)の信号発生器(generator)が白色雑音発生器(white noise generator)である。

波高計(はこうけい)

海などの波の高さを測定する機器。

波高波向計(はこうはこうけい)

海などの波の高さや向きを測定する機器。

パルスオキシメータ(ぱるすおきしめーた)

(pulse oximeter) 2020年初から世界中で流行した新型コロナウイルスの拡大で、血中酸素の飽和度を簡易に測定できる機器としてTVニュースなどで紹介されている。2021年にはコロナウイルス患者で自宅療養をする人に配布されるケースが報道された。指先に光を当てて動脈血酸素飽和度を測定できる、採血の必要がない医療機器。コロナウイウスなどで肺がダメージを受けると肺から血液への酸素供給が不足し、動脈に含まれる酸素の飽和度が下がる。そこでパルスオキシメーターでリアルタイムに測定をして、重症化を事前に予知して予防するために使用される。 コニカミノルタ(※)のHPによれば「現在主流となっているモデルは同社が世界に先駆けて1977年に開発した」とある。同社はトップベンダーとして啓蒙のために多くの資料をHPに掲載している。業界団体である一般社団法人日本呼吸器学会のHPでも利用法や使用上の注意などを掲載している。 電子天びんで有名な計測器メーカのエー・アンド・デイは医療用機器も手掛けていて、Pulse Pro(商標、パルスプロ)というパルスオキシメータ製品がある。 (※)大阪発祥のカメラメーカのミノルタは、露出計、テレビ色彩調整分析器(TVカラーアナライザ)などの計測器とパルスオキシメーターなどの医療機器を早くから手掛けていた。2003年に写真フィルムの「サクラカラー」で一世を風靡したコニカ(旧小西六)と合弁し「コニカミノルタ」になった。現在でもヘルスケア(画像診断システムなど)とセンシング(輝度計、照度計などの 色の計測機器)は主力事業である。

ハロゲンリークディテクタ(はろげんりーくでぃてくた)

ハロゲンを用いて漏れ(リーク)を測定する機器。

反射率計(はんしゃりつけい)

物質の境界面で、光は透過と反射をする。透過する度合いを透過率、反射する度合いを反射率という。ガラスは透過率が高いが、反射する光もあり反射率はゼロではない。すべての物質(2種類の物質の組み合わせ)には固有の透過率と反射率がある。反射率を測定するのが反射率計。反射率が高いと輝いて見える、つまり光沢がある。そのため、反射率の測定は光沢の測定につながる。色彩情報測定器のメーカ、村上色彩技術研究所の製品群には「光沢・反射率を測る」という区分に光沢計と反射率計が掲載されている。日本電色工業も光沢計、反射率計をラインアップしている。

  • 1