計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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総合検査機器展(そうごうけんさききてん)

国内唯一の非破壊検査機器製造メーカの団体である一般社団法人日本検査機器工業会が隔年秋に開催している展示会。略称はJIMA(Japan Inspection Instruments Manufacturers’ Show)。展示会事務局は産経新聞社がしている。INTERMEASURE(インターメジャー、計量計測展)、センサエキスポジャパンが併設で開催される。センサエキスポジャパンは毎年開催で、総合検査機器展が開催されない年には総合試験機器展(TEST)が併設展となる。 非破壊検査は、超音波、磁気、渦電流、浸透、放射線、レーザー、光学などのハイテクセンサ技術を駆使して、航空機、新幹線、車両、原子力発電所、化学プラント、橋梁などの保守検査で使われる。

SAWデバイス(そうでばいす)

SAW(Surface Acoustic Wave)は、日本語では「表面弾性波」。弾性体の表面にエネルギーが集中して伝搬する波。この原理を使った電子部品をSAWデバイスと呼び、フィルタ、共振子、遅延線、発振器などがある。SAWデバイスではSAWフィルタが有名。SAWセンサの特殊な例としてボールSAWセンサがある(以下の参考記事で取材)。 SAWフィルタは、携帯電話、TVチューナ、無線LANなどの機器に搭載され、妨害波を抑圧し、信号波のみ通す高周波のフィルタとして使われている。SAWフィルタのメーカは日本電波工業株式会社(NDK)、日清紡マイクロデバイス株式会社、株式会社村田製作所、セイコーエプソン株式会社など、高周波(RF)部品のメーカである。 surface(表面)、acoustic wave(音波)なのでSAWは表面音波ととれるが、acoustic waveには弾性波という意味もある。「弾性表面波」という表記もある(なぜ英語のとおりに日本語にしないのか、理由は不明)。英語のsawは「のこぎり」なので、まったく違う意味になる。表面弾性波のSAWも、のこぎりのsawと同じ発音(そう)のため、発音からは区別はつかない。

測色計(そくしょくけい)

色を数値化する計測器。色彩計とも呼ばれる。分光光度計など、原理によって数種類ある。メーカはコニカミノルタやX-Rite(エックスライト)社がラインアップが豊富。

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