計測関連用語集

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エアーサンプラー(えあーさんぷらー)

無菌設備等の清浄度を測定するために、大気中に浮遊する微生物を捕集する機器。

液クロ(えきくろ)

液体クロマトグラフィー(Liquid Chromatography)の略称。化学分野で使われる定性・定量分析装置。科学分析機器の代表的な機種。医療や製薬、食品、環境などの分野で広く使われている。同様にガスクロマトグラフィーは「ガスクロ」と呼称される。

液体クロマトグラフィー(えきたいくろまとぐらふぃー)

(Liquid Chromatography) 化学分野で使われる定性・定量分析手法だが、装置をさしていることが多い。装置のカテゴリーは科学分析機器。医療や製薬、食品、環境などの広い分野で使われている。「液クロ」といわれることが多い。メーカは国産では島津製作所、海外ではアジレント・テクノロジーなどがある。分析する対象物が液体ではなく気体の場合はガスクロマトグラフィ(ガスクロと呼称)。科学分析機器といえば、液クロ、ガスクロというほど、分析装置の代表製品。日本分析機器工業会(JAIMA:Japan Analytical Instruments Manufacturers' Association)のHPに詳細説明が掲載されている。

液体密度計(えきたいみつどけい)

環境機器・分析計の1種。液体内の密度を測定する機器。密度はあらゆる産業プロセスで重要な指標なため、高精度に液体密度を測定、分析する測定器やアナライザがある。メーカとしては横河電機やアズワンがラインアップしている。

液中パーティクルカウンタ(えきちゅうぱーてぃくるかうんた)

液体内の密度を測定する機器。パーティクルカウンタは微粒子をカウントして濃度を計測する測定器の品名。液体密度計とも呼ばれる。

SSPC(えすえすぴーしー)

Steel Structures Painting Council USAの略。米国鋼構造物塗装協会。

SSPC-PA2規定(えすえすぴーしーぴーえーつーきかく)

フィッシャー・インストルメンツの用語集には以下のようにある。SSPC(Steel Structures Painting Council USA 米国鋼構造物塗装協会)によるSSPC-PA2規定は防食塗装膜厚が各規格値の80%以上120%以内でなくてはならないと定められている。フィッシャー社の膜厚計はMP0RやFMP100などで、SSPC-PA2対応の測定モードがあり、3ポイントの測定平均が80/120%以内かの確認が容易にとることができる。またFMP100などの上位機種では、測定ポイントへのグラフィックガイドや統計処理ができる。

X線検出器(えっくすせんけんしゅつき)

X線の強度、流束、空間分布、エネルギースペクトルなどを測定する光検出器。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

HC計(えっちしーけい)

試料ガスに含まれる炭化水素(HC)の濃度を測定・分析する機器。(=炭化水素計)

NDI(えぬでぃーあい)

(Non Destructive Inspection) 非破壊検査、または非破壊検査協会をさす。 協会は、正式には一般社団法人日本非破壊検査協会(JSNDI:The Japanese Society for Non Destructive Inspection)。隔年秋に、非破壊検査機器の展示会である、総合検査機器展を主催している。

FTIR(えふてぃーあいあーる)

(Fourier Transform Infrared Spectroscopy) 英語の単語をそのまま日本語にすると「フーリエ変換・赤外線・分光法」。日本語では「フーリエ変換赤外分光装置」と呼ばれるが、FTIRやFT-IRと表記されことも多いので、FTIRはすでに日本語といえる。IRは赤外線(Infrared)の略記である。FTISではなく、「FT(フーリエ変換)-IR(赤外線)」を略記にした方が理解しやすかったのでこの略記になったと推測される。 対象物に固有の赤外線吸収スペクトルを読み、対象物の特性を分析する赤外分光法の一種。固定鏡と移動鏡を使って干渉波を作り対象物に当て、透過や反射した干渉波をフーリエ変換し赤外線スペクトルを得る。レーザー光やコンピュータの進歩によって1970年代から使われ始めた分析手法。化合物の分子構造などを定性・定量測定するのに使われる科学分析機器。回析格子(グレーティング)による分散型の分光法に比べ、測定時間が短い、S/N比が良い、波長分解能が高い、などのメリットがあるが、装置は高額である。つまり分子などの化学解析をする分光法には、赤外線の波長を変化させて(掃引)試料に照射するのと、連続光を照射して干渉パターンからフーリエ変換して波長特性を得るFTIRの2種類がある。 メーカはサーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社などの海外が多い(国内の販売はヤマト科学など)。レオメータなどの分析機器メーカのアントンパールもつくっている。光学機器を取り扱う光の専門商社、ケイエルブイ株式会社もラインアップしている。国産では分析計の雄、島津製作所が「フーリエ変換赤外分光光度計」の名称でラインアップしている。「光をはかる」を標榜する浜松ホトニクスにはFTIR用の素子(モジュール)がある。分析計から光学機器メーカまで広くFTIR関連製品をつくっている。

FDA(えふでーえー)

(Food and Drug Administration)アメリカ食品医薬品局。日本の厚生労働省に相当する政府機関。

LCD(えるしーでぃー)

(Liquid Crystal Display)液晶ディスプレイ。ディスプレイとわかっているときは略して「液晶」と言われる。会話では「液晶」と表現されることが多い。

遠心分離器(えんしんぶんりき)

遠心力により液体内の粒子等を分離する機器。

塩分計(えんぶんけい)

塩分濃度を測定する機器。

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