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- DIAdem(でぃあでむ)
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株式会社共和電業の計測器用ソフトウェアの名称。同社の計測器(ひずみ測定のハードウェア)と併用して、データ検索・読み込みから解析・レポート作成までをサポートし、対話式に作業ができる。
- d軸・q軸電流(でぃーじくきゅうじくでんりゅう)
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(d axis q axis current) モータや発電機などの回転体の電流成分。磁束の向きをd軸とした時、d軸電流は流れている電流のうち、磁束を発生させるのに使われている成分になる。q軸電流は負荷のトルクに対応した成分。同期モータでは3相交流によって生じる回転磁界やロータ(回転子)と同期しながら回転する座標系で考察を行う。これがdq回転座標で、モータ制御で使われる仮想的な直交座標系。 ロータの磁石の磁束方向をd軸(direct軸)とし、それに直交する方向をq軸(quadrature軸)としている。
- dp(でぃーぴー)
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(dew point、dewpoint) 露点の略記。湿った空気を冷却すると飽和状態になり(空気中の水が気体でいられなくなり)、結露が起きる。結露する温度を、その空気(気体)の「露点温度」(dewpoint temperature : D.P.T)という。表記はDPもある。 dew(デュー)の日本語は「露(つゆ)」で、空気中の水蒸気が冷えて地面や草木に付いた水滴を指す。露点と湿度の違いを述べる。露点とは、気体が冷えていくと含まれる水蒸気が水滴になる温度。これは気体が水と平衡状態で飽和している温度(絶対水分量を示している)。同じく気体中の水分量を示すのが湿度だが、単位は%である。正確には相対湿度(RH:Relative Humidity)といい、大気中に水蒸気として含まれている水分量を比率で示している(絶対湿度もある)。湿度が同じでも温度によって水分量が変わるため、研究者は絶対水分量のdpで評価する。日常生活では湿度だが、工業分野では露点が重要になる。 気体の水分測定には露点計が使われる。国産のテクネ計測やMichell Instruments(ミッシェル、国内販売はPSTジャパン(株))などがある。固体に含まる水分量の測定は水分計で行う(メーカではケット科学研究所が有名)。露点計は水分管理に使われるが、対象によって水分計と使い分けられている。 DPは「動的プログラミング(Dynamic Programming)」や「ディスプレイポート(DisplyaPort)」などの略記でもある。
- DEWEsoft(でゅーそふと)
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2000年にスロベニアで設立されたデータロガーのメーカ。製品名はSIRIUS(シリウス)など。元々はオーストリアのデータロガーメーカDEWETRON(デュートロン)の解析ソフトウェアの名称。世界中の自動車産業ではDEWEsoft社のデータロガー(解析ソフトを含む)が使われている。日本の鉄道産業で採用されているドイツimc社のCRONOS(クロノス、CRONOS PLやCRONOS compact)とFAMOS(ファモス)同様に、強力な解析ソフトウェア(バックエンド)を備えたひずみデータロガーである。日本法人はデュージャパン株式会社という。
- DEWETRON(でゅーとろん)
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オーストリアのデータロガーのメーカ、DEWETRON GmbH。DAQ(Data Acquisition、データアクイジション)システムとしては、ハードウェアのDEWE2、DEWE3、TRIONなどのデータロガーやパワーアナライザがある。バックエンドを担う解析ソフトウェアはOXYGENという。2020年にはPU[REC](Pure Recording)というアナライザを発売している。 同社HPには「DEWETRONは1989年にPCベースの測定機器のサプライヤとして設立された」とある。世界中の自動車業界で採用され、ひずみ計測(データ集録とデータ解析)で有名になった。レコーダのサンエイといわれた三栄測器が1990年頃に日本の販売店をしていた(当時はNEC三栄株式会社の特販部が売っていた)。2007年頃に販売契約が解消したようで、NEC三栄はその後にDEWETRONと競合するようなモデルを開発している。特販部は2007年に独立して「デュートロン・ジャパン株式会社」になった(つまりDEWETRONの日本法人である)。ただし2008年にはオーストリアの計測器メーカDEWEsoft(デューソフト)の販売店になり、デュージャパン株式会社に社名変更している。現在のDEWETRONの総代理店は日本電産リード株式会社がしている(※)。 DEWETRONとDEWEsoftの関係を説明する。日本の鉄道業界に採用されているひずみデータロガーであるドイツimc社のCRONOS(クロノス、CRONOS PLやCRONOS compact)はFAMOS(ファモス)という解析ソフトウェアが有名で、ハードウエア(データロガー)はCRONOSを使わないが、バックエンドのデータ解析にはFAMOSを使うケースがあるくらいである。つまりひずみや振動などの測定は、データ収集後の処理が重要である。DEWETRONの解析ソフトウェアはDEWEsoftといった。DEWETRONといえばDEWEsoftで後行程のデータ解析ができることが特長の1つだった。ところがDEWEsoftの開発部門は2000年頃に独立して別会社をつくった。DEWETRONはDEWEsoftの使用権を(猶予期間を経て)失った。そのため、冒頭で述べた新しいプラットフォームを開発して、モデルを一新した(DEWEsoftに代わるOXYGENをつくった)。つまり、それまでの自動車業界に納品されている実績あるDEWETRONではなく、新しい新生DEWETRONが、現在のDEWETRONである。 DEWEsoftで解析できることが自動車業界に採用されたDEWETRONであるならば、DEWEsoftが今のDEWETRONともいえるが、ひずみデータロガーの老舗DEWETRONは、分裂してDEWEsoftとの2社になった。 (※) 親会社の日本電産が「ニデック」に社名変更したことに連動し(グループブランド名の統一によって)、2023年4月1日に日本電産リード(株)はニデックアドバンステクノロジー株式会社 (Nidec Advance Technology Corporation)になった。また、DEWETRONは2025年4月に国産の通信計測器メーカ、アンリツが買収し、100%子会社にした。2026年1月8日にアンリツは「DEWETRONの販売店として、国内で販売を開始する」と発表した。2026年1月21日開催のオートモーティブワールド(カーエレクトロニクス技術展)のテスティング ゾーンにアンリツは出展し、DEWETRONのデータロガー 2モデル(DEWE3-A4など)と高砂製作所の回生電源を展示した。アンリツは今後、高砂製作所の直流電源 、DEWETRONのDAQや電力測定器 を使ったソリューションを展開する計画である。
- Druck(どらっく)
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圧力計の老舗計測器メーカ。マノメータや圧力キャリブレータなどをラインアップしている。原子力発電所の設備として、圧力校正器や圧力発生器ではトップシェア。定検などで大量に使われる。Druckは1972年に英国で創業し、圧力センサから圧力計測器までをラインアップした。PACE(ペース)社の圧力校正器も吸収した。日本には1990年代にドラック・ジャパン株式会社があったが、2002年にDruckがGEに買収され、現在のDruckはBaker Hughes社(日本ベーカー・ヒューズ株式会社)になっている。ただし現在でもDruckは圧力測定器のブランドとして健在である。Baker Hughesは流量計のPanametricsや、工業用内視鏡などのWaygate Technologiesなどの複数の製品群をもつ、OIL&GASの世界的な会社である。 計測器としての圧力計である マノメータは横河計測や長野計器もつくっている。海外製ではMichell(ミッシェル)やMARTEL(マーテル)、大手技研が取り扱っているFluke(フルーク)の圧力校正器などがある。 参考記事:【展示会レポート】IIFES(アイアイフェス)2019・・Druck製品を取材。
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