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- マイク(まいく)
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マイクロホン(microphone、マイクロフォンとも表記)の略称だが、一般に「マイク」と呼称されることが多い。音響機器の1種で、音を収集して、電気信号に変換する。音響計測や騒音計などには必須の機器である。「音という物理量を検知するセンサ」という説明もできる。加速度ピックアップなどの振動センサと同様に、圧電素子を使ったマイクもある。 マイクというと音響機器であるオーディオメーカが一番に思い浮かぶが、計測器メーカとしてはB&K(ブリュエル・ケアー an HBK company)やリオンなどがラインアップしている。計測器の1種(アクセサリ)といえる。
- マイクロボロメータ(まいくろぼろめーた)
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非接触温度計(サーモグラフィ、放射温度計)の用語。熱型検出器で、非冷却型センサの一種。受光素子に赤外線が当たると温度上昇がおき、素子の抵抗値が変化する。抵抗値が温度によって変化する性質を利用したもの。最近ではVOx(酸化バナジウム)でつくられたものが主流。関連用語:UFPA。(日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」より)
- マイクロホン(まいくろほん)
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(microphone) 音を検出する物理量センサ。音響機器の1つだが、騒音計や音響計測器の重要な製品である。「マイクロフォン」という表記もされる。一般には略して「マイク」と呼称されている。 マイクロホンの種類は分類の仕方がいくつかあり、たとえば構造によってダイナミック型、リボン型、コンデンサ型などがある。アンテナと同じくマイクロホンにも指向性があり、指向性で種類を区分していることも多い。 音響機器として、計測器メーカ、オーディオメーカなどがラインアップしている。音楽家がコンサートで使うので音楽関連の重要な機材でもある。
- マイクロメータ(まいくろめーた)
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(micrometer) 精密なねじ機構による「精密長さ測定器」。ねじを回転させ、その回転角に比例して移動する距離を精密に測定する機器。測定対象の外径・内径などを1μm(マイクロメートル)単位の高い精度で測定できる。本尺と副尺によって長さを計測するノギスよりも高精度だが、ノギスよりも測定に時間がかかる。測定レンジは25mmごとに決められている(0~25mm、25~50mmなど)。語源はmicro(小さい)とmeter(測定、メータ)を組み合わせた造語で17世紀後半から使われ始めた。ノギスとともに、精密な長さ測定の代表モデルである。 ノギスやマイクロメータ、ストップウォッチは原子力発電所の定検で良く使用される。 メーカはノギスとともに株式会社ミツトヨが有名。シチズンファインデバイス株式会社は接触式変位センサ(電気マイクロメータ)という製品をつくっている。いわゆる電気計測器メーカはマイクロメータはつくっていない。 日本精密測定機器工業会が主催者の1社で、隔年の秋に東京ビッグサイトで開催する測定計測展には、ノギス、マイクロメータなどの器具と3次元距離測定装置などの主要メーカが出展する。2023年の夏から始まった測定・計測総合技術展は測定計測展よりも1社あたりの展示場所が狭いが、測定計測展よりも多くの長さ測定器メーカが参加している。
- 真北測定器(まきたそくていき)
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真北を測定する機器。
- 膜厚計(まくあつけい)
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(film thickness meter) 塗装膜などの厚さを測定する機器。測定方式が複数あり、用途(アプリケーション)によって多くのメーカがある。大型の装置から可搬型のハンディモデルまであり、物によって外観は大きく異なる。など、測定方式が複数ある。 ドイツのフィッシャー・インストルメンツは電磁式と渦電流式を豊富にラインアップし、皮膜の種類と素地の組み合わせによってモデルを提案している。国産メーカも複数社あり、大塚製薬や大塚飲料などの大塚グループの計測・分析機器メーカである大塚電子は、半導体分野で使われる光学式の膜厚計のトップベンダである。顕微分光膜厚計の名称でベンチトップモデルがあるが、2024年にハンドヘルドの「スマート膜厚計 SM-100」を発売し(設計・製造:大塚電子、販売:ヤマト科学)、他社にはないオンリーワンとPRしている。 水分計が有名なケット科学も膜厚計をつくっている。サンコウ電子研究所も主要製品として膜厚計や超音波厚さ計を掲げている。ドイツのElektrophysik(エレクトロフィジック)社は非接触膜厚計のパイオニアといわれる。米国のルメトリクス社には赤外線を用いた多層膜厚測定器がある。このように内外に多くの膜厚計がある。
- 窓材(まどざい)
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非接触温度計のサーモグラフィカメラ(熱画像計測器)で使用されるレンズはシリコンやゲルマニューム等が使用される。これを窓材と呼ぶ。理由は、通常の可視カメラで使用されているレンズは2.5μm以上の赤外線の大部分を吸収してしまうため。(日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」より)
- マニホールド(まにほーるど)
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(manifold) 冷熱機器(エアコン、冷蔵庫、冷凍機など)では、空調・冷凍システムの設置作業や保守で、冷媒(フロンガスなど)の圧力測定、真空引き、冷媒充填を行うためのマニホールドゲージ(ゲージマニホールド)と呼ばれる測定工具を「マニホールド」と呼称している。配管の高圧側・低圧側・サービスポート(作業側)をまとめて接続し、冷媒の流量や圧力をバルブで制御する、作業に欠かせない工具である。 工具だが、圧力や温度を測定する計測器の機能が備わっているので、測定工具(現場測定器の1種)である。 マニホールドは冷媒回路と外部(真空ポンプ、冷媒ボンベ)を接続して次の作業を行うことができる。 ・圧力測定(診断): システム内の高圧・低圧冷媒の圧力を測定し、正常動作を確認。 ・真空引き(排気): 冷凍サイクル内を真空状態にし、水分や空気を除去。 ・冷媒充填(チャージ): 冷媒をシステムに補充。 種類は、針が振れるアナログ式(指示計器)と、数値表示のデジタル式の2つに大別される。デジタル式は冷媒の飽和温度などが計算できる製品もある。 一般にマニホールドとは、1つの主通路から複数の枝管へ気体・液体を分配する、または反対に集約するブロック(配管部品、分岐部品)を指す。自動車のエンジン(吸排気)にも使われている精密部品である。冷熱業界のマニホールドは「エアコンや冷凍機の設置・修理に使う、圧力計のついたバルブユニット」を指す。圧力計、連成計、台座、ホースセットなどで構成された分岐管(分岐・集約ブロック)なので、マニホールドと呼ばれている。 隔年開催のHVAC&R(冷凍・空調・暖房展)では各社のマニホールドが勢ぞろいする。冷熱機器業界の作業者が使う測定工具は古いものが多く、デジタル式のマニホールドは以前からあるが、高額なためにほとんど普及しなかった。ベンダ各社が安価で使い勝手が良い製品を開発したり、現場作業員の変化や効率改善などの時代背景もあり、デジタルマニホールドへの買い替え需要がある(HVAC&R 2026で、マニホールドメーカの営業マンの話)。 アサダ(株)、(株)イチネンTASCO、BBKテクノロジーズ(株)の3社が海外製品を自社ブランド化して販売している。温度や風速などの現場の環境測定器(換気空調の現場測定器)メーカであるテストー(testo)は、冷凍空調の分野に最近は注力していて、マニホールドをラインアップしている。「カパス・ザ・セール 2026」(※)のチラシ(30ページの冊子)にはテストーのデジタルマニホールドが掲載されている。施工作業者はネット検索でカパスのショップから購入するので、新参のテストーは有効に活用している。 (※) 1950年に船舶用品の販売で創業した(株)極東商会は空調・冷凍機器を取り扱う技術商社になり、全国にKAPAS(カパス)という販売網を展開した(極東商会の営業部門を別会社のカパスにしたといえる)。(株)カパスは全国の拠点で、空調冷凍関連の施工作業者に商品を直接販売・納品する(施工プロ向け特化型ショップ)。毎年年初に開催する「カパス・ザ・セール」は、エアコン設置工事に必要な最新機器や限定特価の販売が行われる。EC販売のイベント(展示会、キャンペーン)といえる。
- マノスター(まのすたー)
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(manostar) 山本電機製作所のマノメータ(圧力測定器)のブランド名。
- マノメータ(まのめーた)
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(manometer) 圧力計の1種。圧力計は「pressure(圧力) gauge(計器)」(プレッシャー ゲージ)の翻訳なので、圧力計=manometerではない。ところが、大気圧や差圧の測定のときにマノメータといわれていることが多い。「気体や液体の圧力を測定する機器」の総称である。 圧力計には設置型の圧力計器と計測器がある。設置型の圧力計器は、丸形のアナログ表示の物が多い。白い文字盤の上を針が動いて、針が止まった場所の値(指示値)が圧力の値になる、アナログの指示計器である(デジタル表示のデジタル圧力計もある)。計測器の圧力計もマノメータと呼ばれることが多い。ただし、人や場面によっては設置型の圧力計器をマノメータといっている場合もあるので、必ず計測器というわけではない。 横河計測にはデジタル圧力計のMTシリーズがある。モデル2654/2655/2661などの確度を高めたMT100シリーズを1992年に発売し、2001年にMT200、2019年にMT300と更新してきた。品名は「デジタル圧力計」だが、英語ではDigital Manometerである(前面パネルに表示されている)。つまり計測器としての圧力計は同社ではマノメータである。同社では圧力計のことを、英語をカタカナ読みした「マノメータ」と日常的に呼んでいる。 「マノメータ」の語源は、ギリシャ語のmanos(マノス、「狭い、小さい」の意味)とmetron(メトロン、「測る、計量」の意味)の合体らしい。「狭い空間の圧力を測る」から「気体や液体の圧力を測定する機器」全般を指すことばになった。
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