計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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ダイヤトーン(だいやとーん)

(Diatone)三菱電機のオーディオ(映像)機器の登録商標。スピーカーのブランドとして有名。1946年に初めて使用された。1970年頃のオーディオブームではFM放送の音楽番組のスポンサーとなりCMを流していた。一般的に個人のオーディオ機器としてのスピーカはPIONEER(パイオニア)が知られているが、放送局や録音スタジオなどの業務用スピーカとしてYAMAHA(ヤマハ)やDIATONEはブランドだった。三菱の「ダイヤ」と「音」から作ったネーミング。

WCG(だぶりゅしーじー)

(Wide Color Gamut)従来のHD TVの色域BT.709よりも広い色域であるBT.2020を指す。

(たま)

(vacuum tube/radio valve)電子部品の真空管の俗称(愛称)1.真空管が管球であること、2.半導体の進歩によって現在はトランジスタなどが真空管に代わり電子回路の主役となり、ソリッドステートなので「石」と呼称されることに対比している、この2つから球と呼ばれる。会話では、真空管を球、半導体を石、と呼ぶことがある。 球は電子回路にはほとんど使われなくなったが、オーディオの分野では現在も高級な趣味として扱われている。真空管を使ったオーディオアンプは、アナログのレコードを良い音で聴く際に、愛好家が使っている。すでに米国、西欧、日本などではオーディオ用の真空管は生産中止となり、チェコ、ロシア連邦など限られた国でしかつくっていない。ただし、近年のアナログレコードの復権で、レコードプレーヤーやレコード針に並び、真空管アンプも人気が出てきて、米国や日本で、オーディオ用真空管の復刻製品が限定生産されることもあるらしい。マニアが生産中止品をお宝として保存していることが、テレビのオーディオ番組などで紹介されている。 1970年代には、スピーカや真空管アンプの製作キットを購入して、木をくり抜いてスピーカを組込んだり、秋葉原の電気街で真空管を物色することは、音楽好きな大学生などの高尚な趣味だった。そんな若者ももう高齢になったが、現在の30歳代にも(昔よりは少ないが)マニアは居る。真空管アンプに装着する真空管の種類を変えて、音楽の音の変化を楽しむことを「球転がし」と呼ぶ。真空管アンプ愛好家の間では「ほぼ同じ規格の球(モデル番号が同じ真空管)をメーカごとに差し換えて、同じレコードの再生音がどう変わるかを楽しむ趣味」を、隠語で球転がしと称する。 真空管はvacuum tubeだが、管球を英訳するとvalveやbulbで、バルブである。真空管を英語でradio valve(無線用のバルブ)と表記している例もある。日本語で「バルブ」というと球とは意味が違ってしまう。

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