【展示会レポート】TECHNO-FRONTIER / プラントメンテナンスショー 2026
2026年7月15日~17日に東京ビッグサイト西ホールではTECHNO-FRONTIER※1が、東1/2ホールではプラントメンテナンスショー※2が開催されました。計測用電源、オシロスコープ、保守用測定器など約60社の出展機器の中からTechEyesOnline取材班(TEO)は3社の計測器を取材し、40社の展示を写真で紹介します。
日本能率協会主催の総合技術展。1983年の「小型モータ技術展」から始まり、電源、EMC(ノイズ対策)、DXなどへ広げた。名称はTechno(技術)と Frontier(フロンティア)の造語で、「技術の最前線(開拓地)」。モータ技術を核にした総合技術展。
(plant maintenance show) 工場などの生産設備の管理・保全に関する技術展。振動や熱診断など多くの保守用現場測定器が並ぶ。製造業設備の維持管理と社会インフラのレジリエンス(強靭化)に特化した「メンテナンス・レジリエンス」を構成する最も大きな展示会。
TECHNO-FRONTIERの構成展示会で最多出展数のモータ技術展から、菅原研究所のコギングトルクやスピードトルクの測定器を紹介します。生産ラインでの高精度測定やデジタルパワーメータを併用したモータ性能測定器です。電源システム展からテクトロニクスの新プラットフォームを説明します。半導体市場のトップブランド、ケースレーの電源・SMUが1Uサイズで多チャンネルになりました。プラントメンテナンスショーからは赤外線サーモグラフィの代名詞、FLIR(フリアー)。超音波式エアリーク検知(可視化)カメラの最新モデルのデモです。
- 株式会社菅原研究所 生産ライン用コギングトルク測定器、トルク・ダイナモメータ DM-5001 / HB-500MNほか
- テクトロニクス株式会社 モジュラ・プレシジョン・テストシステム MP5000シリーズほか
- フリアーシステムズジャパン株式会社 産業用音響カメラ FLIR Si1-LD JP / FLIR Si2 Pro、光学ガスイメージングカメラ FLIR G306
コギングトルクを生産ラインで高精度測定
| 展示会名 | TECHNO-FRONTIER モータ技術展 |
| 製品名 | 生産ライン用コギングトルク測定器、トルク・ダイナモメータ DM-5001 / HB-500MNほか |
| 会社名 | 株式会社菅原研究所 |
| 説明者 | 営業チーム 東京営業所 富所 靖氏 |
富所氏当社(Sugawara Laboratories Inc.)はストロボスコープやモータ性能測定器などを開発・製造する国産精密測定器メーカです。1954年に創業し、工業分野の回転や動き(モーション)の計測器を独自技術で提供しています。
TEO御社のストロボスコープは国際画像機器展で見かけますが、今回はモータの評価機器が並んでいますね
富所氏当社のモータ用測定器は主に研究・開発用途に使われています。今回の目玉は生産ライン向けのコギングトルク測定器です。従来品は測定部だけでなく治具※3やソフトウェアなど一式で提供していましたが、今回はトルクセンサと軸受けユニット、トルク値を出力するアンプユニットのみになります。
(jig) 測定対象を固定し、測定器に接続するためのアクセサリの総称。LCRメータやネットワークアナライザでは必須の製品。英語のjig(木工で切削加工をするときに工作物を固定し、位置決めをする器具)の当て字。
TEO製品の特長を教えてください
