市場動向詳細

【イベントレポート】テクトロニクス イノベーション カンファレンス(TIC) 2025

テクトロニクスは毎年7月に技術講演とソリューション展示のTIF(Tektronix Innovation Forum)を開催します。今年は7月3日(木)にステーションコンファレンス東京でTIC(Tektronix Innovation Conference)が行われました。TechEyesOnline取材班(TEO)は展示会場の注目製品を紹介します。

ドイツのPE-Systemsは2022年に自動ダブルパルステスタを開発しました。技術者のエヴァンス氏が概要を語ります。双方向DC電源の老舗 Elektro-Automatikは昨年、テクトロニクス・ファミリーになりました。バッテリの充放電試験、インピーダンス測定の新製品と市場を伺います。テクトロニクスは計測器からPCへ超高速データ転送を行う、RPCベースのTekHSIを2024年8月に発表しました。自動計測コーナで従来のVISAとの比較デモを取材します。以上の3つ以外に、展示 10コーナを写真で紹介します。

  1. PE-Systems : 次世代パワー半導体の動特性を評価する自動ダブルパルステスタ。
  2. Elektro-Automatik(EA) : 大容量バッテリの充放電試験、インピーダンス測定による劣化診断。
  3. テクトロニクス : TekHSI(ハイスピードインタフェース)による高速データ転送、自動計測。

テクトロニクスのソリューションと連携する、最新の自動ダブルパルステスタ

コーナ名 次世代パワーデバイス評価 ダブル・パルス・テスト
製品名 PE-Systems 自動ダブルパルステスタ、テクトロニクス TICPシリーズ IsoVu 絶縁型電流プローブほか
会社名 テクトロニクス、PE-Systems
説明者 営業技術統括部 FAE部 アプリケーション・エンジニア 池田 一樹 氏、Tristan Evans, Ph.D. R&D Engineer (エヴァンス 氏)

池田氏パワー半導体※1の進歩によって、半導体パラメータアナライザ※2による静的特性評価に加えて、動的特性評価であるダブル・パルス・テストが重要になっています。当社でもソリューションを提供していますが、測定パラメータの多さと測定後の解析のために自動測定が求められています。テクトロニクスはPE-Systemsの自動パルステスタとの連携を進めています。

※1

(power semiconductor) 高電圧・大電流を扱う半導体。IGBTやパワーMOSFETが変電施設や電車に使われているが、性能が良いSiCやGaNが商品化され、さらに高性能のUWBG(Ultra Wide Band Gap)半導体が研究されている。パワーデバイスとも呼ばれ、国産メーカ合計の2021年 世界売上シェアは約30%と欧米に次いでいる。

※2

(semiconductor parameter analyzer) デバイスのI-V特性などを評価する半導体の基本測定器。テクトロニクスにはモデル 4200A-SCS(旧ケースレー)がある。

会員登録 (無料) が必要です

この記事は会員限定です。
続きをお読みいただくには会員登録が必要です。