市場動向詳細

セミナーの場をお客さまの問題解決の相談所に! エヌエフ回路設計ブロックが考える“エヌエフらしい”セミナーとは


技術者マインドを奮い立たせてくれるようなご相談には ワクワクします


Q:受講者の反応はいかがでしょうか?
概ね好評だと思っています。いただいたご意見をセミナー内容に反映して、同じタイトルのセミナーでも少しずつ改訂して内容を変えています。個別の相談があるので来てほしいと書かれて、営業がご訪問することも少なくありません。セミナー後のアンケートには、こんなことを聞きたい、こういう情報はないか、など多数の方がセミナーへの希望を書いていただけます。それにすべてお答えできるとはいえませんが、なるべくお客さまのご要望には対応したいと思っています。

Q:お客さまからの日常のお問い合わせに加えて、頻繁にセミナーを開催するのは大変ですね
私の部署のメンバーが(私も含めて)原則、講師をすることが多いです。一部のセミナーでは、製品開発者が講師を務めることもあります。また、会場に来ていただくのではなく、営業とともにお客さまに出向いての出張セミナーも多いです。日常的にセミナーがある状態ですから、逆に大変だとは思いません。私以外のメンバーは実はヒーヒーいっているのかもしれませんが。(笑)

お客さまからのご質問に個別にお答えする延長線上にセミナーがありますので、大上段に構えてセミナー主体で企画しているつもりはありません。大学の先生が講堂で行なうようなセミナーとは異なり、お客さまの課題解決が目的です。お客さまから、自分の不得手な分野のご質問があり、その解決を考えるのは難しいことですが、楽しみでもあります。柔道の乱捕りと似ていてお互いが技を掛け合って成長していくようなものです。きつい質問もありますが、技術者マインドを奮い立たせるような、よくぞ聞いてくれた、と意欲に燃えるのは楽しい、ワクワクすることではありませんか。


nfセミナー風景

セミナー風景(エヌエフ回路設計ブロック提供)


Q:最後に今後の展望をお聞かせください
お客さまに向き合い、寄り添うセミナーを心がけ、おかげさまでご好評いただいています。よくソリューション提案とかアプリケーション別解決とかいわれていますが、お客さまには目的がありその実現をしたいのです。真のソリューションは、その会社が問題解決してくれるかどうかで判断されると思います。当社は、横軸で製品の幅広いラインナップを、縦軸で要素技術やカスタム品を作る技術力を持っています。エヌエフに相談すればやってもらえるのではないかとの、ご期待にお応えしたいと考えています。こちらはセミナーで情報提供し、お客さまはこういうことをやってみたいというご要望を持ってセミナーにお越しいただくという形です。ネット時代に逆行しているかもしれませんが、セミナーという場を使って顔を見ながら課題解決をするのも1つの手法と思っています。電話やウェブ問合せの窓口もありますからお客さまはそちらを選択いただくこともできます。問題点を解決できるエヌエフを目指していることを申し上げたいです。

セミナーでお客さまからいただく質問は、当社にとって貴重な情報です。“製品を買わないとダメですか?”と聞く方もいますが、まったくそんなことはありません。気軽にお越しいただきたいと思います。メーカなので製品を販売したいのは本音です。お問い合わせ対応やセミナーで色々な情報を出していますから、その段階で課題解決してしまうこともありますが、それでも良いと思っています。“製品そのものではなく、こういうことをやりたいのだけど”というお問い合わせが増えるのが、当社がソリューション解決で期待されていることだと思っています。
ーーーーーーーーーーおわり


株式会社エヌエフ回路設計ブロックのセミナー情報はこちら

他のインタビュー記事はこちら