Q:トレーニングの提供形態を教えてください
クラスルーム(教室)、コンサルティング、オンサイトの3つの形態があります。1つ目のクラスルーム（教室）形式は、当社内で実施しています。2つ目のコンサルティングは、当社エンジニアが事前にお客さまと打ち合わせをして、お客さま特有の問題に即した内容にカスタマイズして提供します。基礎的な計測器の使い方だけではなく、実際の使用を想定した測定手法までをカバーすることが多いです。最後は、先の2つの中間的な位置づけで、オンサイトでのトレーニング提供です。お客さまサイトで、大人数を受講させたいが、全員をクラスルームトレーニングに出張させられない場合などに利用いただいています。（当然、トレーニングコース・カタログへの記載や当社ホームページでの公開はありません）。定期コースの内容がベースになりますが、より踏み込んだ内容で受講したい、アプリケーションもカバーしてほしいなどというご要望にはできる限り対応し、カスタマイズした内容を提供しています。最近では5G（第5世代移動通信システム）について、市場のトレンドから個々の細かい測定技術までをカバーしてほしいなどのリクエストにお応えしています。

Q:クラスルームの概要について教えてください
トレーニング内容は、当社製品ラインナップと同じように多岐に渡っています。開催概要は、当社ホームページに掲載しており、ニーズの多いコースは開催頻度が多いですが、1コース大体2～3ヶ月に1回程度の開催ですので、頻繁に実施しているわけではありません。会場はほとんどの場合、新横浜の当社オフィスで行っております。

1クラスあたりの受講者は6人位が多く、受講者分の計測器1式（例えば、ネットワークアナライザだったら、校正キットも合わせて）を用意しています。使いこなしていただくためのトレーニングですから、複数の受講者で1セットを操作するのでは効果が得られないと考えていますので、原則1人1式を用意し、じっくりと触って操作していただきます。また、1人の講師が把握できる人数も限られますから、5～8人が1クラスの目安です。時間は、1日コースなら10時から17時まで6時間の丸一日、2日コースならそれが2日間です。 小人数とはいえ計測器を1人1式用意していますから、最少催行人数を割ると経理的には厳しい事もありますが、お客さまにいち早く使いこなしていただけるようにするという使命から、たとえそのような場合でも、極力コースをキャンセルしない方針です。

セミナー風景 （キーサイト・テクノロジー提供）