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「出会いと学びを楽しんでいます」実践技術トレーニング 講師インタビュー


実習内容に合ったしっかりした教材が揃っているのがプラスの魅力


Q:受講前にテキストを持参して概要をご説明しましたが、受講前後では違いはありましたか?

A氏:違っていました。受講前にテキストを見たときは、パラパラとページを斜め読みしましたが、それで理解度が高まるかというと、そうではありませんね。実機で実習して理論を確認するのは重要だと感じました。

また、テキストの内容が大変系統立って整理されていることを実感しました。バラバラと掻い摘んで解説するのではなく、重要な項目から順番にこの分野の必要なことをきちんと埋めています。これは受講してみないとわからないのかもしれませんが。

Q:実習で使用する教材(定在波観測装置や測定ボードなど)はご満足いただけましたか?

A氏:はい。プリント基板から作りこんでいるリアリティのある教材でした。計測器はあくまで測定ですから、対象物がないと体験はできません。実習内容に合ったしっかりした教材はなかなか用意できませんから、それが揃っていることはプラスの魅力ですね。

例えば、電波の側帯波などコンピュータの画面のなかでシミュレーションでは見たことはあっても、実際に音楽をFM変調してトランスミッタで飛ばしたら、どんなスペクトルになっているかを計測器で見られる機会は、40歳代以下のエンジニアはあまりないと思います。その意味では良く練られた教材と実習だと思います。

定在波の実習

定在波の実習

Q:講習内容はお仕事のお役に立てそうですか?

A氏:私自身は高周波の仕事は担当していませんが、部署内にはいますので、そういう若手技術者に受講させたら役立つと思っています。

Q:ご質問に対する講師の回答は十分でしたか?

A氏:はい。丁寧に回答いただきました。テキストには数式も多く記載されていますが、これを全部講義中に解説していたら時間が足りません。その部分は受講後に興味があれば自分で読み返すので良いと思います。つい興味で質問してしまいました。

Q:お仕事のことをお聞きします。コアの開発業務以外の付帯業務で、手間や時間がかかっていることはありますか?

A氏:計測器の管理は日常的に困っています。はっきりいって手間です。校正の期日管理だけでなく、その計測器が今どこにあるのか、付属品は全部揃っているのか、はたまた一部機能が故障して使えないがそのときの使用者はそれで足りるので何もいわずに使っているが、では誰がいつ壊した(?)のか、などなど、本来業務をしながらしないといけません。

Q:どのような情報提供があると便利ですか?

A氏:新しい測定器の情報がタイムリーに定常的にいただけることです。新しい機種を導入するかはさておき、そういう機能の計測器があるということ、常に最新の情報を知っておかないと、時代に取り残されてしまいます。計測器は私たちの製品を測るので、技術的には常に先を行っていますからね。

ーーーーーーーーーーおわり


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