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学び情報詳細

メモリレコーダの基礎と概要 (第3回)

メモリレコーダの校正

信頼性の高い測定結果を得るには定期的に測定器の校正を行い、仕様に示されている確度が維持されているかを確認する必要がある。

メモリレコーダは入力モジュールと本体が分離できるようになっている機種が多いため、メーカでは本体と入力モジュールは別々に校正を行って出荷している。利用側で入力モジュールを固定して使う場合は本体と入力モジュールを一体で校正する場合もある。

本体の校正

本体に組込まれた基準クロックの周波数とプリンタの紙送りの精度が校正対象になる。

入力モジュールの校正

基準となる本体に入力モジュールを実装して校正を行う。

おわりに

オールインワンのメモリレコーダは日本で進化した波形測定器であり、日本が得意とする産業機械、自動車、精密部品、材料などの産業を支えてきた。今後とも新しい市場ニーズや新技術を取り込んでメモリレコーダの進化は続くと期待される。

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