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校正トピックス「圧力伝送器と言えども種類は様々です」

エヌケイエス株式会社

本記事はグループ企業のエヌケイエス株式会社ホームページより転載をしています。

NKS流「校正への工夫」

圧力伝送器とは?

圧力伝送器とは、主にフィールド(現場)で使用され液体や気体の圧力を測定し、測定した圧力信号を出力する計測器です。
圧力伝送器には、どんな種類のものがあるかご存知ですか?
見た目が似ていて区別がつきにくいですが、実は様々な種類のものがあります。
そこで今回は、圧力伝送器の種類と当社の工夫について紹介します。

圧力伝送器は、基準となる圧力、測定対象により呼び方が異なります。

まず、基準となる圧力には以下の3つがあります。

  1. 1) ゲージ圧:大気圧を基準にした圧力
  2. 2) 絶対圧力:絶対圧力(絶対真空)を基準にした圧力
  3. 3) 任意の圧力(差圧):測定対象と比較する際の基準とする圧力
基準となる3つの圧力

一般的には、1)を圧力伝送器、2)を絶対圧力伝送器、3)を差圧伝送器と呼びます。

主な圧力伝送器の種類

ひと言で圧力伝送器と言っても使い方により呼び方は様々です。

圧力伝送器は、基準にする圧力や測定対象により呼び方は様々です。
また、圧力を検出する部分も導圧管をつないで圧力を測定するタイプや、タンクなどに取り付けるダイアフラムタイプなど測定対象や取付場所によって様々です。

圧力伝送器(レベル計)
差圧伝送器(レベル計)
差圧流量伝送器

当社は、様々なタイプの圧力伝送器を校正するために、冶具を使って工夫しています。

導圧管タイプの圧力伝送器は、継手を使用し容易に圧力を加えることが可能です。
しかし、ダイアフラムタイプの場合は、フランジタイプや突起のあるタイプなど容易に圧力を加えることができません。
そのため当社ではこのような専用の冶具を製作し様々なタイプの圧力伝送器の校正を行っています。

圧力伝送器用の冶具

この様に当社では、校正に必要な冶具を製作し様々な圧力伝送器の校正のお手伝いを行えるよう工夫しています。


転載元「エヌケイエス株式会社」のホームページは こちらから

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