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「接続ケーブル、コネクタ」 その2(低周波編)

測定器と測定器をつなぐ接続ケーブルは、主役を支える名脇役です。

概要

測定器を使う上で必要になる接続ケーブル、コネクタの話の第2回は低周波編です。低周波領域で使われるコネクタ・ケーブルはバラエティ-に富んでいます。

計測器と入力コネクタ

 低周波とは? 

諸説ありますが、周波数範囲100MHz以下とすることが多いです。汎用計測器と呼ばれる機種の多くが含まれます。各種計測器の入力コネクタを図1に示します。汎用的に使われるものと、特定分野で使われるもの(温度、ひずみ測定:ネジ端子)があります。

図1. 計測器と入力用コネクタ 埋め込み型バインディングポスト バインディングポスト BNCコネクタ ネジ端子

接続ケーブル

多くの組み合わせ・種類があります。代表的なコネクタは3種類です。両端に同じコネクタのケーブルと異なるコネクタのケーブルがあります。接続する測定器に応じて使い分けます。

図2. 接続ケーブル コネクタBNC コネクタ/バナナ コネクタ/ワニグチ

注意

 ケーブルの種類に注意 

コネクタの形が同じでも、ケーブルによって使える周波数範囲が異なります。

ケーブルの種類 低周波 高周波
同軸ケーブル
シールドケーブル ×

高周波編は こちら


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