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多チャンネルのオシロスコープ特集〜大手5社の8chモデル紹介

横河計測 DLM5000シリーズ ミックスドシグナルオシロスコープ

DLM5000シリーズ ミックスドシグナルオシロスコープ

YOKOGAWAは世界に先駆けて1993年に8chオシロスコープDL5180を発表しました。2012年発売のDLM4000は8chながら薄型・軽量、使いやすいユーザーインタフェースやロングメモリー、ヒストリ機能、豊富なシリアルバス解析機能などで好評を得ました。DLM5000はDLM4000の機能・操作性を継承しつつ、新設計の入力段による低ノイズ化・高感度化、メモリーの拡張、タッチパネル搭載など、様々な改善を施した最新モデルです。

1台でアナログ8ch+ロジック32bitを一括測定

アナログ8ch、ロジック32 bitと、一般的ミックスドシグナルオシロスコープ2台分を1台でカバーできます。センサーの信号やアンプの入出力はアナログチャネルで、シリアル/パラレルのバス信号はロジックチャネルで補足できるので、組み込みシステムデバッグにはこれ1台で十分です。

1台でアナログ8ch+ロジック32bitを一括測定

2台連結機能“DLMsync”でさらに多chに

2台連結機能“DLMsync”でさらに多chに

2台のDLM5000(/SYNオプション付き)を専用ケーブル(701982)で接続すると、最大アナログ16チャネル、ロジック64bitの同期測定が可能です。メインユニットの設定はサブユニットでも共通に動作し、捕捉波形はそれぞれのユニットで表示されます。専用インタフェースは本体に標準装備なので、オプション追加ライセンスですぐに使えます。 4chモデル2台、4chモデルと8chモデルの混在も可能。

モーター制御、インバータ/ IPM、周辺回路の開発

モーターのさらなる効率化、小型化、高性能化、高信頼性実現のためのキーとなる制御回路やIPM(Intelligent Power Module)、インバータ周辺のエレクトロニクス開発用途には多チャネル同時測定が必要です。
アプリケーション例

  • 三相モーターの3つの線間電圧と3つの相電流同時測定
  • インバータ内の6つのIGBTのゲート制御信号同時測定

自動車ECU、メカトロ組み込み機器開発

アナログ8chに加え、最大32bitロジック測定、UART(RS232)、I2C/SPI、CAN/CANFD/LIN/CXPIなどのプロトコル解析(通信データのデコード)機能をも兼ね備えているため、ECU(Electronic Control Unit)やコントローラの入出力信号を同時かつ高速に測定できます。
アプリケーション例

  • コントローラの入出力信号とシリアルバス信号の同時測定
  • ロジック信号やシリアルバス信号のアナログ的挙動の測定
自動車ECU、メカトロ組み込み機器開発

ラインアップ

形名 DLM5034 DLM5054 DLM5038 DLM5058
周波数帯域 350MHz 500MHz 350MHz 500MHz
最大チャネル数 アナログ4+ロジック32 アナログ8+ロジック32

DL950スコープコーダ(2021年2月発売)

自動車、メカトロニクス、パワーエレクトロニクスに実績のあるDL850の後継機種が登場。スコープコーダはディジタルオシロスコープの使い勝手と多チャネルデータレコーダを融合したモジュール方式の統合型計測器です。8ビット以上の高分解能をご希望の方にはDL950がお勧め。

DL950スコープコーダ

DLM5000シリーズの製品カタログは こちら

執筆協力・コンテンツ提供: 横河計測株式会社のホームページは こちら

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