自動車の電気パワートレイン計測ソリューション

HBMの電動モータ評価ソリューション

トルクセンサやデータ収録システムなどで構成された電動モータ評価ソリューションと、データ収録と電力アナライザの2つの機能を備えた、最新の高速高分解能データ収集システムを紹介します。

革新の電動モータ評価手法eDrive

HBMの電動モータ評価ソリューションeDriveによって、インバータと電動モータの挙動をより詳しくとらえることができ、より効率的なエネルギー変換やブレーキシステムの制御が行えるようになります。eDriveは、最大1000 Vの電気信号、機械信号、温度データを1台で収集できる高速・高分解能データ収集システムと世界最高クラスのトルクセンサ、専用に開発された高機能ソフトウェアから構成されます。

トルクセンサ T40B

主な特徴

電圧・電流の測定

1チャンネルにつき2 MS/sの連続保存
記録の長さは無制限
±20 mV～±1000 Vの絶縁入力
相間電圧または相電圧の計測
クランプメータやCTの直接接続 (分流器経由)

方向性のあるトルクと回転速度の計測

T12またはT40Bの直接接続
アナログエラーを排除するデジタル計測
最大0.03%の基準確度
最大6 kHzの高帯域
ロータ位置を識別する基準パルス

生データ保存でいつでも計測データの解析が可能

動的負荷サイクル
起動電流
制御挙動
障害発生時の挙動
緊急停止

高速高分解能、高スループットな多チャンネルレコーダで高い周波数変動も確実に捕捉

Genesis High Speedシリーズは、最大4,500チャンネルの電圧・電流入力、最大400 MB/sの高スループットで長時間のデータ記録が可能な高速高分解能データ収集システムです。±1kVの直接入力ができる上、チャンネル間絶縁も可能。サンプリングはチャンネル毎に2 MS/sを装備し、高い周波数変動も確実に捉えます。電圧/電流の他、トルク/回転数、温度、CAN信号など、様々な入力モジュールを組み合わせることで、テスト条件に応じた計測チェーンを柔軟に構築できます。専用ソフトウェアであるPerceptionは、特許技術であるStatStreamにより、ギガ容量のデータも手軽に処理ができます。多機能ながら使いやすいユーザーインタフェースを備え、表示・保存・分析を直感的な操作で行えます。

高速高分解能データ収集システム/レコーダ　Genesis High Speedシリーズ

執筆協力・コンテンツ提供：スペクトリス株式会社 HBM事業部ホームページはこちら
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