「II25-C-2」の検索結果

学び情報

2021/11/15
株式会社チノー(以下チノー)は1936年設立で、温度を中心とした制御・計測・監視の機器を産業分野に提供している老舗企業である。製品群は記録計、温度測定器、計装関連機器と多岐にわたるが、特に温度関連はセンサから温湿度計、放射温度計、熱画像計測装置、温度校正器などラインアップが多い。2020年初からの新型コロナウイルスの感染拡大の中で、国家温度基準にトレーサブルな高精度でありながら、使い方が大変簡便な人体表面温度の監視用赤外線サーモグラフィカメラThermoview(サーモヴュー)を発売した。センサ市場開拓統括部 部長 宮井浩行氏に、熱画像計測の概要、キーとなるトレーサビリティ、今後の展望などを伺った。
2021/02/02
株式会社エーディーシー(以下エーディーシー)は1971年にタケダ理研工業株式会社(現株式会社アドバンテスト)の子会社「タケダシステム株式会社」として発足し、2021年に50周年を迎える。設立以来アドバンテストの電子計測器の一部門の開発を行いながらアナログ計測技術を蓄積してきた。2003年MBO方式により独立し、継承・発展させたアナログ計測技術を使った製品群を企画から開発、生産、販売、保守まで一貫して行っている。8 1/2桁高精度/高確度デジタル・マルチメータをラインアップしている国内唯一のメーカである。主力製品はDMM、直流電圧/電流発生器、エレクトロメータ、IRメータなどで、特にSMUは9機種と多い。半導体評価用のデファクトスタンダードである6243は現在も売れているロングセラーだが、性能・機能をアップした上位機種6253が発売された。今回、新製品開発の背景、製品の特長、今後の計画などをエーディーシー 取締役 開発部長 田中功氏、開発部 VIG計測 青貫哲士氏に伺った。本稿では合わせてSMUとは何かも簡単に解説する。
2020/07/14
校正用標準器の代名詞であるFLUKEブランドは、世界の電気標準室で必ず使われている業界標準である。近年では電気から物理量である温度・圧力の校正分野に機種群を拡充してきたが、昨年(2019年)8.5桁の高精度/高確度デジタルマルチメータ(DMM)を18年ぶりにモデルチェンジし、従来のプロダクトラインには無かったモデルを新しくシリーズ化した。今回、紹介するDMMは、各社の標準室に採用されている同社の電圧・電流・抵抗の校正器(5700Aシリーズなど)と校正管理ソフトウェアによって、校正室の最新の課題解決を更に進めるものとなっている。株式会社TFF フルーク社 校正器営業部 営業部長 矢野陽太氏、マーケティング 蜷川晴伸氏、プリセールス・エンジニア 馬渕瑶子氏にお話を伺い、デモをお願いした。
2017/12/19
キーサイト・テクノロジー合同会社 (以下、キーサイト・テクノロジー) から、オシロスコープをベースにした電源ノイズの観測・解析に最適化されたソリューションが提供されている。これは、主に回路基板上の電源ノイズ測定に着目をあてたもので、電源ノイズアナライザと名を打っている。今回は、キーサイト・テクノロジーでアジアパシフィック統括マーケティング部門のマネージャーである堀部勝義氏に電源ノイズアナライザの特長や問題解決事例について話をきいた。

市場動向

2018/02/07
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。IoTでは、加速度・照度・温度・圧力・ひずみなどを電気信号に置き換えるさまざまなセンサが重要な役割を果たします。センサの市場動向と特長を俯瞰しながら産業面のアプリケーションをみていきます。また、センサの開発に使用されている測定器についてもご紹介します。