「AC-A10」の検索結果

学び情報

2022/11/14
TechEyesOnline編集部はオシロスコープ全体を俯瞰し、用途を周波数帯域別に整理した。ボリュームゾーンである1GHz帯域/4chの各社モデルの仕様と、シリアルバス解析機能を比較表にした。2000年以降のオシロスコープの新しい潮流(新しい機種群の出現)による、最近20年の歴史について概説した。利用者や使い方など市場の変化も簡単に述べた。オシロスコープはアナログ波形だけでなくロジック信号を観測し、プロトコルアナライザのようにシリアル通信の内容を翻訳表示し、特定の通信方式のジッタやアイパターンが規格に合致しているか、適合性試験(コンフォーマンステスト)ができるようになった。多機能になったオシロスコープの選定には、ユーザは自分のやりたいことの明確化と、ある程度の知識やスキルを求められるが、各メーカが多彩な製品群を発売しているので、利用者の選択肢は広がった。本稿が選定の一助になれば幸いである。
2020/11/18
70年前に創業し、産業用電源を製造・販売している株式会社高砂製作所(以下、高砂製作所)は、国内初の技術を搭載した電源を次々に開発・提供してきた業界のパイオニアである。1959年の半導体直流安定化電源の開発から始まり、1966年に半導体化周波数交流安定化電源、1991年にワイド入力・ズーム出力直流電源、1993年にはアナライジング機能を付けた交流電源と、他社に先駆けた製品を発売してきた。2000年から発売した回生型モデルに続く製品として、2017年に電力回生型 双方向直流電源RZ-X 10kWモデルを発売し、その拡充として2020年10月に大容量100kWモデルを発表した。新製品開発の背景や今後の展望などを、技術本部 商品技術部の大沼 政和氏と営業本部 本社営業部 宮崎 裕久氏に伺った。
2020/08/31
テクトロニクスは2012年に教育、個人(電子工作など)、産業に向けて25MHz~150MHz帯域の安価な2チャンネルオシロスコープTBS1000シリーズを発売した。その後2013年には4チャンネルモデルが登場し、2014年に性能を向上させた2チャンネルのTBS1000Bシリーズ、教育用途向けのTBS1000B-EDUシリーズとなった。このたび(2020年8月4日)発売された2チャンネルのTBS1000Cシリーズは主にTBS1000B-EDUシリーズのターゲット、コンセプト、価格帯を継承しながら、アナログ性能の向上などの改善が行われている。
2018/09/04
前回(計測器 誌上体験 第4回)は、①プローブの校正、②オートセットアップ、③手動調整による設定まで行いました。今回はオシロを使うときの必須機能であるトリガについて説明します。 テクトロニクスMDO4000Cと横河計測DLM2000に、発振器から単発の矩形波を入力して、トリガのモード設定の違いを説明します。
2018/04/09
株式会社 高砂製作所(以下、高砂製作所)から、モータ・インバータなどのパワエレ機器開発に最適な電力回生型の双方向直流電源 RZ-Xシリーズが提供されている。高砂製作所の開発担当マネージャの難波氏とマーケティング担当の小池氏に、開発経緯を触れながらパワエレ機器開発などにおけるRZ-Xシリーズの双方向直流電源の有用性について紹介をしてもらった。

市場動向

2023/09/29
自動車の騒音は7大公害(大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭)の1つとして挙げられます。自動車の普及とともに、大気汚染と並んで問題視され、累次に規制が強化されてきました。規制が導入された当初はエンジンや排気システムから発せられる騒音が規制の対象でしたが、近年はタイヤからの騒音も追加され、個々の発生源を抑制するだけでは規制値への対応が難しくなり、車両全体での対策が必要となっています。一方、自動車の電動化に伴い、エンジン車に慣れ親しんだドライバにとって、静粛な車両に物足りなさを感じていると思われます。その対策として、エンジン車に近い疑似エンジン音を発生するシステムが採用された車種もあります。 本稿では、最初に日本における騒音規制の背景や歴史を述べます。その後に、騒音規制の規範となっている国連の相互承認協定の概要や新騒音規制の主要な事項である「マフラ排気騒音」や「タイヤ騒音」などを概説します。あわせて、騒音評価の基本である「加速走行騒音」や「タイヤ騒音」などの測定方法を解説します。また、騒音規制に対応するための方策や「タイヤのラベリング制度」、騒音規制に関連する技術である「排気システム」や「排気干渉」などを紹介します。さらに、自動車交通環境の騒音対策についても概説します。最後に騒音規制に関連した計測器を紹介します。
2022/05/25
TechEyesOnline取材班(TEO)は2022年3月16日(水)~18日(金)に東京ビッグサイト東ホールで開催されたスマートエネルギーWeek2022春展を回りました。省・創・蓄エネに関する技術・製品・サービスが出展する、世界最大級のエネルギー総合展です。今回はトップシェア企業3社を、製品紹介だけではなく、アプリケーションや業界動向も含めて取材しました。
2018/02/07
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。IoTでは、加速度・照度・温度・圧力・ひずみなどを電気信号に置き換えるさまざまなセンサが重要な役割を果たします。センサの市場動向と特長を俯瞰しながら産業面のアプリケーションをみていきます。また、センサの開発に使用されている測定器についてもご紹介します。
2017/10/16
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。電力・ガス・水道などの公共インフラ施設からコンビーナートや各種工場などでは、高度なPA・FA技術に支えられています。これらのインフラ・工場施設では、電気・圧力・水圧・温度・振動・騒音などの測定に、さまざまな工業計器・測定器などで監視・制御されています。また、工業計器・測定器には定期的な校正作業やメンテナンスが欠かせません。代表的なインフラ施設を取り上げて、計装分野において活躍する計測器をご紹介します。
2017/09/19
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。MRJやホンダジェットの事業化の話題をはじめ、日本の航空産業が注目を浴びています。開発やサービス現場では、多くの温度・圧力・振動・ひずみ・荷重などの測定評価や、工業内視鏡(マイクロスコープ)などの目視試験、超音波試験など多くの測定器が活躍しています。飛行機の歴史から民間旅客機の概要や市場動向に触れ、ジェットエンジンや機体強度試験などで利用される測定器についてご紹介します。