「直流電源」の検索結果

学び情報

2023/06/06
直流安定化電源はエレキの設計技術者にとって必須の測定器である。電気機器は様々な電圧/電流で駆動されるため、小規模な電子回路の実験に使う出力容量が小さいモデルから、パワーエレクトロニクス機器の評価に使うkWクラスの中型・大型モデル、EVの試験に使う100kW以上の超大型モデル (双方向回生電源など) まで、多くの電圧/電流レンジの機種群が発売されている。直流電源は従来のドロッパ (シリーズレギュレータ) 方式と1970年代以降に普及したスイッチング方式が用途によって使い分けられる。スイッチング電源は当初は単一レンジだったが、2000年頃にワイドレンジ (メーカによってオートレンジ、ズーム電源) が登場した。現在はワイドレンジが主流になったため、主要4社のベンチトップの中型モデルの比較表をつくった。
2020/11/18
70年前に創業し、産業用電源を製造・販売している株式会社高砂製作所(以下、高砂製作所)は、国内初の技術を搭載した電源を次々に開発・提供してきた業界のパイオニアである。1959年の半導体直流安定化電源の開発から始まり、1966年に半導体化周波数交流安定化電源、1991年にワイド入力・ズーム出力直流電源、1993年にはアナライジング機能を付けた交流電源と、他社に先駆けた製品を発売してきた。2000年から発売した回生型モデルに続く製品として、2017年に電力回生型 双方向直流電源RZ-X 10kWモデルを発売し、その拡充として2020年10月に大容量100kWモデルを発表した。新製品開発の背景や今後の展望などを、技術本部 商品技術部の大沼 政和氏と営業本部 本社営業部 宮崎 裕久氏に伺った。
2018/07/24
計測器・測定器の基礎・原理レポートです。今回の解説では菊水電子工業の協力を得て、対象物にエネルギーを供給する試験用電源について解説します。試験用電源は、菊水電子工業、高砂製作所、キーサイト・テクノロジー等から提供されています。「製品の種類、機器選定での留意点、製品の内部構造、使用上の注意点、利用事例の紹介」などプログラマブル直流安定化電源を理解するうえでの基礎知識を紹介していきます。
2018/07/10
計測器・測定器の基礎・原理レポートです。今回の解説では菊水電子工業の協力を得て、対象物にエネルギーを供給する試験用電源について解説します。試験用電源は、菊水電子工業、高砂製作所、キーサイト・テクノロジー等から提供されています。「製品の種類、機器選定での留意点、製品の内部構造、使用上の注意点、利用事例の紹介」などプログラマブル直流安定化電源を理解するうえでの基礎知識を紹介していきます。
2018/06/26
計測器・測定器の基礎・原理レポートです。今回の解説では菊水電子工業の協力を得て、対象物にエネルギーを供給する試験用電源について解説します。試験用電源は、菊水電子工業、高砂製作所、キーサイト・テクノロジー等から提供されています。「製品の種類、機器選定での留意点、製品の内部構造、使用上の注意点、利用事例の紹介」などプログラマブル直流安定化電源を理解するうえでの基礎知識を紹介していきます。

市場動向

2021/08/02
TechEyesOnline取材班(TEO)は2021年6月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイト青海展示棟で開催されたTECHNO-FRONTIER2021を回りました。展示会はメカトロニクス、エレクトロニクスの要素技術によるものづくりの技術開発促進と課題解決の場として、モータ技術展などの10展示で構成されています。コロナ禍でオンライン展示が増え、リアル出展は減る中から、計測に関係するトップベンダーの製品を紹介します。 まず「電源システム展」では2014年設立のパワーエレクトロニクスメーカであるヘッドスプリングから昨年秋発売の最新直流回生電源、「モータ技術展」の東陽テクニカブースからは半世紀にわたり取り扱っているMAGTROL社の両軸型回転式トルクメータ(新製品)、「EMC・ノイズ対策技術展」からはイミュニティ試験の老舗、日本オートマティック・コントロールが取り扱うAmplifier Research社の高品質なRFパワーアンプを取材しました。
2017/11/29
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。リチウムイオン電池(Li)をはじめとする二次電池は、モバイル機器用の駆動電源だけでなく、電気自動車(EV)や家庭のオール電化システムの蓄電用途など幅広く実用化されています。進化の目覚ましい二次電池の動向と性能評価のための測定器について触れます。
2017/11/15
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。世界的に宇宙開発が活況になっています。ロケットや人工衛星などに搭載する部品や装置には高い信頼性と品質が要求され、宇宙空間での真空や急激な温度変化、ロケット打ち上げ時の振動・衝撃などの過酷な環境を模擬した熱真空試験や振動・音響試験、電気性能試験を繰り返し行います。今号では、宇宙開発の歴史と動向に触れながら、人工衛星の開発・製造、地上局の保守に関する測定器の一端についてご紹介します。