「放射温度計」の検索結果

学び情報

2021/11/15
株式会社チノー(以下チノー)は1936年設立で、温度を中心とした制御・計測・監視の機器を産業分野に提供している老舗企業である。製品群は記録計、温度測定器、計装関連機器と多岐にわたるが、特に温度関連はセンサから温湿度計、放射温度計、熱画像計測装置、温度校正器などラインアップが多い。2020年初からの新型コロナウイルスの感染拡大の中で、国家温度基準にトレーサブルな高精度でありながら、使い方が大変簡便な人体表面温度の監視用赤外線サーモグラフィカメラThermoview(サーモヴュー)を発売した。センサ市場開拓統括部 部長 宮井浩行氏に、熱画像計測の概要、キーとなるトレーサビリティ、今後の展望などを伺った。
2019/06/11
フリアーシステムズ(以下、FLIR社)は、赤外線カメラの設計、製造、販売を手掛けるグローバル企業だ。非接触で温度を画像化する赤外線カメラの熱画像は、直観性に優れ、示唆に富んだ測定対象の情報を、私たちに提供してくれる。ニュース映像などで見かける、空港入国審査場における体温の高い発熱者の検知などに、「サーモグラフィカメラ」が活用される場面は、このカメラがもつ潜在的な能力の大きさを想起させる。体温計で一人ひとり検温する手間もなく、歩行のまま、リアルタイムで、感染の恐れのある者を検知しようというものだ。「非接触」、「リアルタイム」、「可視化(面計測)」といった特長の発揮される応用分野が、産業から公共のさまざまな分野に広がっている。FLIR社は、低価格から、高性能な軍事用の赤外線カメラまで、幅広く製品を有しているが、今回、低価格の製品3モデルを中心に、FLIR社サーモグラフィカメラの特徴、応用を、日本法人 フリアーシステムズジャパン株式会社 インスツルメンツ事業部 ハンドヘルド・イクイップメント部長 中司氏にお聞きした。

市場動向

2017/11/08
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。電力系統は、発電・送電・変電・配電の各設備で構成されています。受変電・受配電設備では、事後保全と予防保全の考え方のもとに保全計画が求められます。現場での保全には、テスタやクランプメータ、メガーなどを利用されています。保護継電器(リレー)や変電設備などを取り上げて、保全技術と現場で使用されている測定器について触れます。
2017/09/06
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。計測の分野では、目で捉えられない現象を「見える化」する取り組みが盛んです。電磁波ノイズや放射温度の見える化は、その代表的な取り組みの一つです。ノイズ、熱(温度)、音(騒音)、振動、衝撃などの物理現象をデジタル化して、その挙動を定量的に把握できるようになりました。計測分野における「見える化」に焦点を当てて、最新動向をご紹介します。
2017/08/30
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。太陽光発電(PV)の技術開発は、事業・プロジェクトとして大きく取り上げられています。太陽光パネルだけでなくパワーコンディショナ(パワコン)や二次電池などから構成され要素技術は多岐に渡ります。今後は、産業用、メガソーラーの拡大が進む見込みです。太陽光発電システムの概要と市場動向や評価試験に使われる測定器についてご紹介します。