「ローデ・シュワルツ」の検索結果

学び情報

2022/11/14
TechEyesOnline編集部はオシロスコープ全体を俯瞰し、用途を周波数帯域別に整理した。ボリュームゾーンである1GHz帯域/4chの各社モデルの仕様と、シリアルバス解析機能を比較表にした。2000年以降のオシロスコープの新しい潮流(新しい機種群の出現)による、最近20年の歴史について概説した。利用者や使い方など市場の変化も簡単に述べた。オシロスコープはアナログ波形だけでなくロジック信号を観測し、プロトコルアナライザのようにシリアル通信の内容を翻訳表示し、特定の通信方式のジッタやアイパターンが規格に合致しているか、適合性試験(コンフォーマンステスト)ができるようになった。多機能になったオシロスコープの選定には、ユーザは自分のやりたいことの明確化と、ある程度の知識やスキルを求められるが、各メーカが多彩な製品群を発売しているので、利用者の選択肢は広がった。本稿が選定の一助になれば幸いである。
2019/04/24
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社はスペクトラムアナライザのボリュームゾーンである、据え置き型ミッドレンジクラスの機種更新を続けている。2017年10月にエントリークラスのR&S FPL1000シリーズを発表したが、ミッドレンジの最上位モデルR&S FSVA/FSVシリーズの後継機としてR&S FSVA3000/FSV3000(周波数レンジ4 GHz~44 GHzの各5機種)を発表した。TechEyesOnline取材班は、2019年4月12日にローデ・シュワルツ・ジャパン本社で開催された新製品発表会に参加し、従来はハイエンドクラスでしかできなかったIQ信号の400 MHz帯域幅での解析や、他製品と共通のGUI設計など旧モデルとの違いを取材した。5G NR信号の測定、スマート・ジェネレータ・コントロールなどのデモと、今後の同社の計画についてお伝えする。
2018/07/26
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社はオシロスコープの品揃えを強化している。最近の1年間でモデルを増やし、ギガ帯のミドルクラスからハンディーまでシリーズを揃えたが、今回4~8 GHzのシリーズを発表し、高速オシロスコープ分野に参入する。TechEyesOnline取材班は、2018年6月27日にローデ・シュワルツ本社で開催された新製品発表会に参加し、測定速度や高機能など先行する競合計測器メーカとの違いを取材した。シグナルインテグリティのデモや同社の今後の計画についてお伝えする。
2017/11/06
RF測定器に強みをもつ、ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社 (以下、ローデ・シュワルツ) から、3-in-1 allrounder コンセプトのネットワーク・アナライザ R&S ZNLが10月2日に発表された。3-in-1 allrounder コンセプトとは、ネットワーク・アナライザにスペクトラム解析オプション、パワーセンサを追加することで、3種類の計測器を搭載できることである。今回は他社にはないユニークなR&S ZNLをローデ・シュワルツのマーケティング部 統括部長 関野敏正氏に紹介してもらった。
2017/08/30
自動車のコンピュータ制御は、1960年代に導入されてから、現在まで急速に進化してきました。現在の自動車はエレクトロニクス技術で動いているといっても過言でないほど、エレクトロニクス技術が搭載されています。その中でも、電気自動車・ハイブリッド自動車などの電動化技術、先進運転支援システム (ADAS) 、自動運転技術、コネクテッドカーなどの先端技術分野に注目し、各計測器メーカのこれら分野に対する取り組み・測定ソリューションを紹介いたします。

市場動向

2018/06/11
TechEyesOnline取材班(TEO)は、5月11日(金)に東京コンファレンスセンター・品川で開催されたローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社主催のEMCユーザ会議2018を取材しました。本会議は、EMCに関わるユーザ様との技術情報の共有を考え、昨年に引き続いて開催されたものです。その展示コーナーに出展された製品・ソリューションを、Part1・Part2に分けてご紹介します。
2018/02/14
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。EMC対策は製品開発には欠かせないものです。EMC(電磁両立性)は、EMI(電磁波妨害)とEMS(電磁感受性)の2つから構成されます。しばしば、エミッションとイミニュティと呼ぶこともあります。これらは、IECにおいてCISPRとTC77と呼ばれる委員会で、時代に沿った規格として策定されています。EMCの歴史と企画の概要に触れながら、主な試験内容と利用される測定器をご紹介します。
2018/01/17
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。現在の無線技術は、一次変調にPSKやQAM変調の方式が多く採用され、二次変調にOFDM、DSSS、FHSSなどが採用されています。特にOFDMは低ノイズであることが求められ、PLL・発振器周辺の位相雑音測定の必要性が高まっています。デジタル変調の評価概念を概観しながら、位相雑音測定の最新動向をご紹介します。
2017/11/22
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社は、ドイツの名門Rohde & Schwarz社の日本法人として2003年に設立されました。高精度の無線機とそれを評価する無線計測器を世界中で販売し、EMCテスト・レシーバの世界シェアは7割以上を誇ります。日本では毎月のように計測器の基礎セミナーや規格動向セミナーなどの人気セミナーを開催しています。今回は、マーケティング部統括部長の関野敏正様をお訪ねし、お客さまのエンジニア育成への貢献をめざし5年前から続けているEMCユーザ会議や最新情報を提供するセミナーについてお伺いしました。
2017/09/06
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。計測の分野では、目で捉えられない現象を「見える化」する取り組みが盛んです。電磁波ノイズや放射温度の見える化は、その代表的な取り組みの一つです。ノイズ、熱(温度)、音(騒音)、振動、衝撃などの物理現象をデジタル化して、その挙動を定量的に把握できるようになりました。計測分野における「見える化」に焦点を当てて、最新動向をご紹介します。

セミナー情報

2021/11/22
有線によるデジタル通信の高速化は目覚ましく、信号評価の難易度は高くなりデータの長さがピコ秒になるに至ってその時間的なマージンはジッタという信号揺らぎによって大きく左右されるようになりました。その評価には歴史的にアイ・ダイアグラム、および信号のクロス・ポイントの時間変動からDj/Rjを分離・計算したTjを使ってきましたが、信号のクロス・ポイント部分という非常に限られた箇所しか演算に貢献せず取得データ量に対する解析効率の改善や安定した結果を得るのが難しいという面がありました。本セミナーでは伝送線路理論を応用し、より安定して正確にジッタ評価が可能なローデ・シュワルツの新しい手法を紹介します。 2021-12-01
2021/09/08
現在のオシロスコープは基本計測器としての役割はもちろんその枠を大きく超える様々な機能を実現し性能も進化しています。その中で、技術開発や研究を進めるうえでどのような能力がオシロスコープにあればよいのか、またどこまでの性能があれば行いたい測定が十分できるのか理解が難しいことも増えてきました。ローデ・シュワルツではそのような状況を踏まえ、技術開発や研究を正しく・効率よく進めるにはオシロスコープはどうあるべきかを軸にオシロスコープの基本的な性能指標について皆様が理解を深めていただくことを目指して各種項目の検討・解説を行います。 2021-09-16
2021/08/10
ローデ&シュワルツが開催する5G時代のスモールセルに関する無料ウェビナー。市場の観点からスモールセルの概要を説明し、スモールセル内の分解されたRANや5Gネットワークの進化などの傾向について説明します。また、5G FR2スモールセルの主要なテスト要件と課題、およびそれらをテストする方法について説明し、続いてR&S®CMP200無線通信テスターに基づく5GFR2スモールセルテストのデモを行います。ネットワーク事業者は、コーナーケースでカバレッジを提供するために非常に長い間小さなセルを使用してきました。LTE以降、スモールセルは、カバレッジを拡大するためだけでなく、ネットワークに容量を追加するためにも使用されていました。5Gの時代では、ネットワークオペレーターはネットワークの高密度化を使用して、カバレッジ、容量、およびパフォーマンスを提供します。5G周波数範囲2(FR2)は、スループットが高く、容量が大きく、遅延が少ないため、垂直産業のユースケースを実現するのに特に理想的です。FR2ミリ波周波数の伝搬特性により、屋外エリアで5Gサービスを提供し、屋内エリアでカバレッジする屋内スモールセルを提供するには、マクロセルとスモールセルの組み合わせが不可欠です。 2021-08-24