2019/02/19
コニカミノルタのセンシング事業は、カメラ内蔵の露出計に端を発するという。1960年代の露出計単体発売に始まり、照度計、輝度計、測色計など光と色の計測器の分野で50年もの間にそのブランドを築いてきた。中でもカラーアナライザーは、テレビ製造の品質管理における測定器のデファクトとして位置づけられてきた。近年は、より高画質な画像や動画をスマートフォンで楽しみたいという消費者のニーズから、有機ELディスプレイなど、より高品位なディスプレイの開発に拍車がかかっている。今回、紹介するカラーアナライザー CA-410は、こうした進化し続けるディスプレイの測定ニーズに対応したものである。コニカミノルタ株式会社 産業光学システム事業本部 センシング事業部の河内(こうち)アシスタントマネージャーに、CA-410の特徴・利点・効用についてお聞きした。