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2021/05/06

季節のバナー画像シリーズ【Vol.33】ひたち海浜公園のネモフィラ


“TechEyesOnline”のバナー画像として採用した取材先をご紹介していくシリーズです。
うつろい変わりゆく季節感や日本の四季折々を、TEO取材班がお届けします。 第三十三回は、“ひたち海浜公園のネモフィラ”です。

バナー

国営ひたち海浜公園 みはらしの丘

 今年は春の訪れが早く、この文章を書いている頃には、あの弘前公園の花筏も見頃を迎えている頃だろう。
 お濠一面に広がる桜の絨毯は見る人の心を和ませてくれるが、みはらしの丘を覆うプラチナムブルーのネモフィラも幻想的でよい。
 みはらしの丘がある国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸に位置し、東京ドーム74個分の広大な敷地で、四季を通じて彩豊かな花や草木が楽しめる。

みはらしの丘へ向かう

西口・翼のゲートから入るのがおすすめ。
みはらしの丘の3つの頂上を順番に登り、眺望も楽しめる。

50万本の菜の花

50万本の菜の花の先に、みはらしの丘が見える。

 毎年春になると、530万本のネモフィラが青一色に染まる。
 ネモフィラは元々アメリカ大陸に分布しているムラサキ科ネモフィラ属の一年草で、春に開花し花径は2センチ程と小さい。

丘の起伏がスケール感を演出する。
空とネモフィラの青が溶け合う感じがよい。

 2010年頃からこの広大なネモフィラの花畑が海外で話題となり、外国人観光客がたくさん訪れたことで日本でも人気に火がついた。
 丘の上まで登ると、そこからは大洗の海が一望できる。
 昨晩の大雨のせいだろうか、花弁が濡れて下を向いている。今日は陽気も回復しそうだから、じきに乾いて顔をもたげることだろう。

たまご型の遊具

たまごの森フラワーガーデンには、約230品種・26万本のチューリップが一面に広がる。

 昨年の今頃は休園となってしまい、みはらしの丘のこの景色を、誰も見ることがなく一年が過ぎた。
 先が見えない中で、東京オリンピック・パラリンピックも今年に延長となった。
 ネモフィラのいくつかの花言葉には「成功」という意味があるらしい。

 まもなく予定されている復興五輪が無事開催されることと、世界中に感動を呼び起こすような成功を祈りたい。

茨城県の海岸線のほぼ中央に位置する大洗町の鎮守・大洗磯前神社。
海上の岩に立つ神磯の鳥居に荒波が砕ける。

海門橋からの日の出

那珂川河口の海門橋から見える日の出


「あぢま」の納豆おろしかつ定食

ひたちなか市にあるこだわりとんかつ「あぢま」
納豆おろしかつ定食を。



ひたち海浜公園のネモフィラ


【お問い合わせ】
国営ひたち海浜公園
TEO取材班 
(取材日:2021年4月18日)


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