お知らせ

2020/09/11

季節のバナー画像シリーズ【Vol.31】御岳山のレンゲショウマ


“TechEyesOnline”のバナー画像として採用した取材先をご紹介していくシリーズです。
うつろい変わりゆく季節感や日本の四季折々を、TEO取材班がお届けします。 第三十一回は、“御岳山のレンゲショウマ”です。

バナー

御岳山のレンゲショウマ


御岳山 富士峰園地に群生するレンゲショウマ

御岳山 富士峰園地に群生するレンゲショウマ

 都心から電車でおよそ90分。奥多摩の入口ともいえる場所に御岳山はある。

 古くから929mの山頂には武蔵御嶽神社が鎮座し、霊山として人々から信仰されてきた。参道には「御師」と呼ばれる人々が暮らす集落がある。御師とは、参詣者に対して参拝・宿泊などの世話する神職で、神主の資格を持っている人たちだ。今も二十数件の宿坊が立ち並ぶ。

玄関が千鳥破風屋根の馬場家御師住宅

玄関が千鳥破風屋根の馬場家御師住宅。杉皮仕上げなど3年をかけて修復された

 当節は、山上までケーブルカーで容易に登れることもあり、四季折々が楽しめる観光地として人気が高い。夏は御岳のシンボルでもあるレンゲショウマが咲く。淡紫色でうつむき加減に咲く姿は、どことなく清楚で奥ゆかしさが感じられる。森の妖精と呼ばれる所以だろう。

神代ケヤキ

東京で2番目に太い神代ケヤキ

町場通りの土産物屋街

随神門前、町場通りの土産物屋街。山頂で参拝を済ませたらここで食事ができる

参道石段の鬼

参道石段に何気なく彫られた鬼

石段の鬼の彫物

鬼の彫物をズームで

武蔵御嶽神社

江戸時代に「西の護り」として東向きに改装された幣殿・拝殿。この奥に本殿がある

 夏の御岳山の楽しみはレンゲショウマの観賞だけではない。武蔵御嶽神社へお参りが済んだら、是非ともロックガーデンと呼ばれるコースを周遊することをお薦めする。天狗岩から綾広の滝までの約1.5㎞(2.5時間)の奥御岳渓谷は、苔むした奇岩の間を通る清流が美しく、名瀑からマイナスイオンの雫を浴び、夏でも涼やかなハイキングが楽しめる。

ロックガーデン

神秘的な緑の世界・ロックガーデンに心も身体も癒される

 周遊後には、ちょうどゴール地点間もない参道の土産物屋街(町場通り)に寄られたし。当一行は紅葉屋さんにて休息し涼をとった。

紅葉屋の名物・くるみ蕎麦。濃厚なくるみのつゆが自家製粉の蕎麦によく絡む

カヤック

山麓の御岳峡谷ではリバースポーツが盛ん。カヤックやラフティングに最適な自然環境が揃っている

御岳渓谷とラフティングツアー

見ているだけでも楽しいラフティングツアー



御岳山のレンゲショウマ


【お問い合わせ】
東京都御岳ビジターセンター(月曜休館)
TEO取材班 
(取材日:2020年8月29日)


見てね
こちらの取材内容については【編集後記】ゆるふわ取材日記Vol.2で詳細内容を公開していますのでそちらも是非どうぞ!


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