2019/07/30
季節のバナー画像シリーズ【Vol.22】川崎大師の風鈴市
“TechEyesOnline”のバナー画像として採用した取材先をご紹介していくシリーズです。
うつろい変わりゆく季節感や日本の四季折々を、TEO取材班がお届けします。 第二十ニ回は、“川崎大師の風鈴市”です。
川崎大師 風鈴市
梅雨空の下、湿った空気に覆われて、じわりと浮かぶ額の汗を拭いつつ、川崎大師の表参道を歩いていた。
今日は恒例の風鈴市が開かれる。 全国47都道府県から900種類、3万個の風鈴が一堂に集まる。
中でも人気なのは、「厄除け開運だるま風鈴守」だ。微風でもだるまがくるくる回る。
“浴衣着でうちわを扇ぎながら、冷えたスイカが置かれた縁側で打上げ花火を眺めている。軒下にぶら下がった風鈴に、蚊遣豚から蚊取り線香の煙が微かな夜風にそよぐ。時折「チリーン」・・・”というような光景をつい連想してしまう。
「涼しさを 風鈴一つ そよぎけり」(子規)
境内を出るとまた、生温さに蒸されて顔が歪んだ。 「梅雨よ早く明けてくれ」
川崎大師の風鈴市
(第24回は7月17日~21日まで)
【お問い合わせ】
川崎大師観光協会
TEO取材班
(取材日:2019年7月17日)
(取材日:2019年7月17日)
TechEyesOnline について
会員登録はこちら「バナー画像シリーズ」インデックス