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2018/11/28

季節のバナー画像シリーズ【Vol.14】明治神宮外苑の銀杏並木


"TechEyesOnline”のバナー画像として採用した取材先をご紹介していくシリーズです。
うつろい変わりゆく季節感や日本の四季折々を、TEO取材班がお届けします。 第十四回は、”明治神宮外苑の銀杏並木”です。

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明治神宮外苑の銀杏並木


 朝晩の冷え込みも増し、冬の足音が聞こえてくる晩秋の某日、都内青山通り(国道246号線)の青山2丁目交差点近くで黄葉したイチョウを見上げていた。

青山2丁目交差点からの銀杏並木

青山2丁目交差点からの銀杏並木


朝方の並木道。まだ人通りも少ない


 数々のドラマや映画のロケ地としても有名な、明治神宮外苑の銀杏並木は、南北300メートル146本を、道路を挟んで4列に配置する。円錐に整った樹形の尖端は天を突くようだ。

 明治41年(1908)に、明治神宮内苑にて育てた1600本から選ばれて、大正12年(1923)に植栽したものだという。

 並木の向こう正面には、聖徳記念絵画館が見えた。イチョウは国の重要文化財でもあるこの建物に向けて、樹高が低くなるように植樹されており、遠近法の技巧が用いられている。

 並木道に黄金の絨毯が敷かれるこの時期は「いちょう祭り」が催され、たくさんの人で賑わう。

「いちょう祭り」では猿回しも披露

「いちょう祭り」では猿回しも披露


 SHAKE SHACKのバーガーを食べながらイチョウを眺める。西日にあたる夕映えの光景もさぞかし良いだろうなと思い立つ。

SHAKE SHACK 外苑いちょう並木店

SHAKE SHACK 外苑いちょう並木店

ShackBurger

ShackBurger

並木道に面した店内やテラスからはイチョウが見える

並木道に面した店内やテラスからはイチョウが見える


 いったん外苑を離れ、明治神宮を参拝する。原宿駅前に70万平方メートルにも及ぶ敷地を持つ、明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする参拝客数日本一の神社だ。

 広大な境内をゆっくりと歩く。秋の大祭奉納菊花展では見事な大菊の厚物や管物、小菊などが彩りを添えていた。

大鳥居 (南詰所前)

大鳥居(南詰所前)

御神木「夫婦楠(めおとくす)」

御神木「夫婦楠(めおとくす)」

大菊厚物の三本仕立て

大菊厚物の三本仕立て


 陽も西に傾き始めたころ、イチョウは燃えるように金色に輝き始めた。

金色に染まる午後の並木


 「思ったとおりだ・・・」 青空とのコントラストが素晴らしい。


 日が暮れてゆくに伴い、ライトアップを楽しもうという人が続々と増えてくる。

幻想的な姿に変わる


 ライトアップが始まると、今度はまた違った色彩を見せてくれた。


明治神宮外苑の銀杏並木


【場所】
明治神宮外苑(東京都港区北青山)

【お問合せ】
明治神宮外苑
TEO取材班 
(取材日:2018年11月25日)


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