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2018/05/01

季節のバナー画像シリーズ【Vol.7】館林の鯉のぼり

"TechEyesOnline”のバナー画像として採用した取材先をご紹介していくシリーズです。
うつろい変わりゆく季節感や日本の四季折々を、TEO取材班がお届けします。 第七回は、”館林の鯉のぼり”です。

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館林の鯉のぼり

館林こいのぼりの里まつり

館林こいのぼりの里まつり

鶴生田川の川幅いっぱいに掲げられた鯉のぼり

鶴生田川の川幅いっぱいに掲げられた鯉のぼり


 夏の猛暑となると群馬県の館林市を思い浮かべる人も多いのではなかろうか。駅前に掲げられた温度計は、何度もテレビのニュースに登場した。

 そんな暑いまち館林市で、世界一の鯉のぼりが見られると聞き、実際に訪ねてみた。

 館林駅から東へ歩いて15分ほど、鶴生田川に出ると、川幅いっぱいに掲げられた無数の鯉のぼりに圧倒される。

 5,000匹とも言われるその数は、ギネス世界一に認定された。4月の上旬には川岸の桜をバックに鯉が泳ぐ。館林の春の風物詩だ。



 残念ながら桜は過ぎたが、その代わりにツツジが見頃を迎えていた。

 館林つつじが丘公園は、推定樹齢が800年を超えるヤマツツジやキリシマツツジなどの古木が花を咲かせる名勝だ。今年は暖かいせいか、例年よりも一週間ほど開花が早まったそうだ。


ツツジ全般の花言葉は「節度」「慎み」と控えめだが、赤色のツツジは特別に「恋の喜び」という花言葉を持つそうだ

ツツジ全般の花言葉は「節度」「慎み」と控えめだが、赤色のツツジは特別に「恋の喜び」という花言葉を持つそうだ

まさに見頃を迎えていた

まさに見頃を迎えていた



 南西へ向かい茂林寺へ。昔話の「分福茶釜」ゆかりの寺である。

 総門(黒門)をくぐると、茅葺き屋根の山門(赤門)に至る参道の両脇にはユニークな21体の狸像が立ち並ぶ。


茂林寺総門。黒門とも呼ばれている

茂林寺総門。黒門とも呼ばれている

居並ぶ狸たち

居並ぶ狸たち



 館林駅に戻ってきた。駅前の「花山うどん」で「分福茶釜の釜玉うどん」を味わう。麺周りはふわっと柔らかいが、しっかりとコシがある館林うどん。さすがに“うどんの街”としても有名なだけあって、たいへん美味しい。

分福茶釜の釜玉うどん

分福茶釜の釜玉うどん

 ちなみに、同店の名物「鬼ひも川」は、提供時間が限定される場合があるので、事前に確認されたし。



館林の鯉のぼり

《こいのぼりの里まつり》

【期間】
 3月25日(日曜日)~5月6日(日曜日)

【場所】
 鶴生田川(市役所前・成島町)、近藤沼、つつじが岡パークイン(施設は休止中)、茂林寺川、多々良沼

【お問い合わせ】
 館林市観光協会

TEO取材班 
(取材日:2018年4月21日)


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