お知らせ

2022/11/18

【テレダイン・レクロイからのお知らせ】10 Mb/s IVN ソリューションの幅広いラインナップを提供開始

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テレダイン・レクロイより情報提供がありましたので、お知らせいたします。


2022年11月18日

テレダインレクロイ、
10 Mb/s IVN ソリューションの幅広いラインナップを提供開始

~新しい CAN-XL®オプションにより、テレダイン・レクロイは、あらゆる 10 Mb/s 車載ネットワークのテストに対応する完全な機能を提供する唯一のベンダーに~

テレダイン・レクロイ(日本社名:テレダイン・ジャパン、所在地:東京都府中市、代表取締役:原 直)は、この度、CAN-XL® トリガ、デコード、メジャー/グラフ、Eye パターン(TDME)ソフトウェア・オプションを追加することで、自動車の電子制御ユニット(ECU)や10 Mb/s 車載ネットワーク(IVN)の設計を、テスト、検証、デバッグできるようになったことを発表しました。

[背景]
現在の自動車には 100 個以上の ECU が搭載され、シリアル・データ信号で情報伝達する IVN で接続されています。ネットワークを使用して分散システムを運用する車両電動化の傾向(安全性、システム効率、モビリティなどを改善するためのコネクテッドカー技術の出現)、レーダー、ライダー、カメラ、他のセンサー類など多くの要因により、IVN 上のデータ容量増加の必要性が増しています。これに対し、自動車メーカーは既存のドメインベースの IVN アーキテクチャを高速で動作するように適応させようとしています。
例えば、500kb/s の CAN(Controller Area Network)や 2Mb/s の CAN FD(CAN Flexible Data-rate)は、CAN-XL の仕様で 10Mb/s 動作に対応し更新されました。長期的には、主に 10Base-T1S を使用した新しいゾーン IVN アーキテクチャにより、IVN のコストと信頼性が改善されるでしょう。
そして、オシロスコープで CAN-XL と 10Base-T1S の両規格をサポートすることは、既存の車両に CANXL を実装する一方で、10Base-T1S を利用する新型車や高級車を設計する自動車メーカーにとって非常に重要です。

[新ソリューションの特徴]
このような背景の中、テレダイン・レクロイの CAN-XL TDME オプションは、先日発売された 10Base-T1STDME オプションと組み合わせることにより、車両 ECU 設計者に 10Mb/s シリアル・データ IVN 設計のテスト、検証、デバッグのためのこれまでにない柔軟性を提供します。
この 2 つの規格をサポートしているのは、唯一テレダイン・レクロイだけです。テレダイン・レクロイは、2004年に最初の CAN トリガおよびデコード・オプションをリリースして以来、IVN テストをサポートしており、現在では 10kb/s から 10Gb/s まで、25 種類以上の IVN テスト用ソリューションを提供しています。
さらに、オプションとして、シリアル・データ・デバッグ、電気的コンプライアンステスト、インピーダンス・プロファイルと S パラメータ・シリアル・データ・リンク解析も提供しています。

◆CAN-XL ソリューションの詳細
https://teledynelecroy.com/doc/can-xl-td-tdme-datasheet

◆10Base-T1S ソリューションの詳細
https://www.teledynelecroy.com/serialdata/automotive.aspx/

◆車載アプリケーション向けテレダイン・レクロイの電気/物理層およびプロトコル層のテストソリューションとコンサルティングサービスの詳細
https://teledynelecroy.com/serialdata/automotive.aspx

◆本プレスリリース
https://teledynelecroy.com/japan/news/20221108/default.asp

【Teledyne LeCroy Inc.について】
ニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置く、Teledyne LeCroy Inc. (テレダイン・レクロイ) は、性能検証、コンプライアンス試験、複雑な電子システムのデバッグを迅速かつ高精度に行うための先進的なオシロスコープ、プロトコル・アナライザ、その他のテスト機器を製造・販売するリーディングカンパニーです。1964 年の創業以来、当社は「Time-to-Insight」を向上させる革新的な製品に強力なツールを組み込むことに注力してきました。解析結果を得るまでの時間を短縮することで、ユーザーは複雑な電子システムの欠陥を迅速に発見して修正することができ、様々なアプリケーションや製品の市場投入までの時間を劇的に短縮することができます。
詳細は、(https://teledynelecroy.com)をご覧ください。

※本リリースはテレダイン・レクロイ米国本社リリースの抄訳です。
※製品の仕様や発表内容は、予告なく変更されることがあります。
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